①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要!【SEO情報まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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「HTMLでは、機種依存文字は文字参照(実体参照)にすること」そんなルールがまだ社内に残っていたら、見直すのがいいかもしれない。

今週は、SEOのトピックそのものズバりではないが、意外と見落としがちな、イマドキWeb制作のトピックをピックアップ。

ほかにも、「口コミはまず10個」「LPに動画を置くとCVRが下がる」などなど、あなたのSEOとサイト運営に役立つ情報を今週もまとめてお届けする。

  • 10個の口コミを集めればローカル検索では順位アップする!?
  • ランディングページに動画を置くとCVRが悪くなる!?
  • 関連性がなくなっている古いリンクはランキングには影響しない
  • 検索結果に出てきたサイトの素性がわかる機能をグーグルが導入
  • グーグルのタイトルリンク書き換えはサイト品質とは無関係
  • カニバリゼーションで順位が下がった ⇐ だいたい思い込み
  • 2022年11月のオフィスアワー: ECサイトのトップページが上位表示しない、視認性の高い動画が検出されないなど
  • SEOのプロが伝授する新規事業のためのSEO入門
  • 利用終了したドメイン名の放置は危険! スパムサイトとして乗っ取られるかも
  • 「ランキング要因としてのリンクの重要性はそのうち低下するだろう」Google社員が爆弾発言
  • PageSpeed InsightsがSEOスコアをレポート

※次回お休みのおしらせ 通常ならば次回は12月2日の更新だが、筆者の都合で1週間お休みをいただく。次回12月9日の更新をお楽しみに!

  1. 今週のピックアップ
    1. ①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要! UTF-8ではそのまま記述できる (Zenn) 国内情報
  2. グーグル検索SEO情報①
    1. 10個の口コミを集めればローカル検索では順位アップする!? 10個を超えると影響力は逓減 (Sterling Sky) 海外情報
    2. ランディングページに動画を置くとCVRが悪くなる!? 大規模テストの結果から判明 (Unbounce) 海外情報
    3. 関連性がなくなっている古いリンクはランキングには影響しない 404は品質の指標ではない (John Mueller on Twitter) 海外情報
    4. 検索結果に出てきたサイトの素性がわかる機能をグーグルが導入 名称は「この検索について」 (Google Japan Blog) 国内情報
  3. グーグル検索SEO情報②
    1. グーグルのタイトルリンク書き換えはサイト品質とは無関係 通常はほかの要因による (John Mueller on Twitter) 海外情報
    2. カニバリゼーションで順位が下がった ⇐ だいたい思い込み カニバリゼーションが存在するのかどうかも疑問 (John Mueller on Twitter) 海外情報
    3. 2022年11月のオフィスアワー: ECサイトのトップページが上位表示しない、視認性の高い動画が検出されないなど 1回目の開催回より (グーグル ポリシー オフィスアワー on YouTube) 国内情報
    4. SEOのプロが伝授する新規事業のためのSEO入門 新規事業じゃなくても役立つ (PIVOT) 国内情報
    5. 利用終了したドメイン名の放置は危険! スパムサイトとして乗っ取られるかも そのほかにもさまざまな問題あり (IIJ Engineers Blog) 国内情報
  4. 海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

今週のピックアップ

①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要! UTF-8ではそのまま記述できる (Zenn) 国内情報

①や©のような環境依存文字をHTMLでウェブページに記述する際は文字参照(文字実体参照や数値文字参照)で書かなければならない――①なら①、©なら©のように。

このように理解している人も多いのではないだろうか。たしかに昔はそうだったのだが、現在はそんなことはない。

特殊記号を文字参照にする必要があったのは、Shift_JISやEUC-JPといった文字エンコーディングでHTMLを書いている場合の「環境依存文字」だ。環境依存文字(機種依存文字)とは、「Windowsでは意図したとおりの文字で表示されるが、Macでは違う文字になる」ような文字のことで、「①」「Ⅷ」「㌫」「㎏」「㍼」などの文字がそうだ。文字に割り当てている文字コードが機種によって異なるため、作成者と違う機種でもこうした文字を意図したとおりに表示するには、HTML内でテキストとしてではなく文字参照として記述する必要があった。

しかし現在のHTMLでは、ほとんどの場合文字エンコーディングにはUTF-8を使っているはずだ。UTF-8にはこうした「環境依存文字」の問題は存在しないため、UTF-8で定義済みの文字ならば文字参照にする必要がない。

例外として、今でも文字参照すべき特殊記号として次の5種類を元記事では挙げている。これらは文字エンコーディングとは関係なく、HTMLの「予約済み文字」(またはそれに類する扱い)の文字なので、文字参照にしなければブラウザが正しく表示(または処理)できないのだ。

  • < (→ &lt; )
  • > (→ &gt; )
  • & (→ &amp; )
  • " (→ &quot; )
  • ' (→ &apos; )

また注意点として、今でもShift_JISやEUC-JPなどの文字エンコーディングでHTMLを記述するのならば、環境依存文字は文字参照化する必要がある。

SEOとは直接の関係はないのだが、HTMLをいじる機会があるウェブ担当者も読者には多いはずだ。知っておいて損はない。ウェブ制作担当者にも知っているかどうか確認しよう。

★★★☆☆
  • HTMLに触れる機会があるすべてのWeb担当者 必見!
  • ウェブ制作者に伝えましょう

グーグル検索SEO情報①

10個の口コミを集めればローカル検索では順位アップする!? 10個を超えると影響力は逓減 (Sterling Sky) 海外情報

口コミは多ければ多いほどローカル検索ランキングで有利になるのだろうか?

ローカル検索において、ビジネスに対する口コミ(レビュー)の数はランキング要因である ―― これはよく知られている事実だ。グーグルのヘルプ記事でも次のように明記している:

Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。

では、口コミは数が多ければ多いほどランキングにプラスに働くのだろうか?

ローカルSEOを専門にコンサルティングしているSterling Sky(スターリング・スカイ)のジョイ・ホーキンス氏が検証した。

自分たちの検証結果と、ほかのローカルSEOの経験をもとに判断すると、口コミの数が10個に届くとランキングにポジティブな影響を与えるようだ。ところが、10個を超えるとそれ以上口コミを増やしても効果の上昇は逓減し、目に見えるような順位上昇は起こらないとのことだ(口コミが多ければ多いほど、さらに口コミが増えたときに上昇する程度が減っていく)。

事実だとしたら、ローカルSEOに取り組むビジネスでは、まず10個の口コミを目標にするとよさそうだ。ただし、テスト自体が大規模なものではないし、業種や競合の状況によって変わる可能性もある。そのため「まず10個の口コミ」は、あくまでも参考情報だと考えてほしい。

中心のピンが所在地で、周辺のピンが別地域からの、それぞれの場所で検索したときのランキングを示している。

もちろん、ランキングに影響しないからといって10個で満足すべきではない。多くの口コミがランキングに与える影響が限定的だとしても、検索結果に表示されたときのクリック率や最終的な実店舗への訪問の意志決定には影響を与えるはずだ。

ユーザーは、口コミの内容や評価を見てあなたのビジネスの評判を知る。好意的な口コミがたくさんあるに越したことはない(ついでに言えば、否定的なコメントであっても参考になる。ただし否定的なコメントに対しては誠実な返信が求められる)。

また、口コミは、数あるランキング要因の1つに過ぎない。10個集まったとしても必ずしもランキングが上がるとは限らない。

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  • ローカルSEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

ランディングページに動画を置くとCVRが悪くなる!? 大規模テストの結果から判明 (Unbounce) 海外情報

SEO(検索エンジン最適化)ではなくCRO(コンバージョン率最適化)に関するトピックを紹介する。

ランディングページに動画を設置するとコンバージョン率が上がる ―― CROに取り組んでいるウェブ担当者なら、こんな情報を見聞きしたことがあるかもしれない。

これは、果たして真実なのだろうか?

CROを専門にコンサルティングしているUnbounce(アンバウンス)が、クライアント3万5000社のランディングページを材料に大規模な調査を行った。

その結果、ほぼすべての業種で動画はコンバージョン率アップにほとんど寄与しなかったという。むしろ、教育や不動産など一部の業種ではコンバージョン率が大きく下がったそうだ。

業種ごとのコンバージョン率(フォームページ)。黄色が動画なしで、ピンク色が動画あり。箱ひげ図となっており、破線が中央値で、上下の線は最大値と最小値を示す。

どんな状況であっても、総じて、動画はCROには役に立たないとUnbounceは結論づけている。業種の違いだけではなく、次のような要素の間でも目立つ差異は見られなかったという:

  • 動画のタイプの違い
  • コンバージョンのタイプの違い
  • 参照元の違い
  • デバイスの違い

もちろん、「動画は絶対にCROへの効果がゼロ」だというわけではない。表示パフォーマンスに気を遣い、UXを阻害しないようにうまく使えば効果は出るだろう。ランディングページに動画を設置する場合は必ずA/Bテストで効果測定すべきだろう。

また、興味深い調査結果として、トラフィックチャネルによる違いがある。

トラフィックチャネルごとのコンバージョン率(フォームページ)。黄色が動画なしで、ピンク色が動画あり。箱ひげ図となっており、破線が中央値で、上下の線は最大値と最小値を示す。

動画なしのほうが総じて良い成績なのだが、オーガニック検索トラフィックに関しては、動画があってもコンバージョン率はさほど大きく下がっていなかったのだ。他のチャネルからのトラフィックと違って意図が明確であるため、動画の影響が少なかったのかもしれない。

元記事では、ここで示したもの以外にも多くのデータをグラフとともに紹介している。興味のある人は、ぜひ元記事を参照してほしい。

Unbounceの調査は、偏りが出ないように次の点に留意して実施している:

  • 季節要因の影響を避けるため3つの期間に分けて計測(2020年後半~2021年初頭)
  • 各期間で約3万5000件のランディングページを調査
  • 対象は「動画なし」「埋め込み動画(YouTube)」「背景に動画を使用」の3タイプで分類
  • 業種とコンバージョン種類で分類(「フォーム入力」「ページ上でのクリック」の2種類)
  • 参照元ごとにも分類(検索広告、ソーシャル、オーガニック検索)
  • モバイルとPCで計測
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  • CROがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

関連性がなくなっている古いリンクはランキングには影響しない 404は品質の指標ではない (John Mueller on Twitter) 海外情報

古くからあるサイトを大幅にリニューアルしました。ドメイン名はそのままです。外部サイトから張られたリンク先ページが新しいサイトには存在しないので404を返してしまうURLがたくさんあります。どうしたらいいでしょうか?

こんな質問をグーグルのジョン・ミューラー氏がツイッターで尋ねられた。ミューラー氏は次のようにアドバイスした:

サイトがどのくらい古いかにもよる。(以前のサイトに向けて張られた)そうしたリンクは、新しいサイトにはもう関連性がない可能性が高い。検索にはさほど影響はないだろうと思う。

存在しないページへのリンクからたくさんのトラフィックがあるなら、リニューアルしたサイトの新しいURLへリダイレクトするといい(ユーザーであろうがクローラであろうが)。

「404が多いと品質が低いとみなされませんか?」という追加質問には、ミューラー氏は次のように回答した:

404があることは品質の指標にはならない。すべてのサイトに404がある。ページが存在しないときに404を返すのは、想定されることだ(から問題ない)。

筆者のように古くからSEOに取り組んでいると、古かったとしても積み重ねてきたリンク資産はどんなものであれ失うのはもったいないように感じてしまう。しかし、今のグーグル検索は、リンクが古く関連性が低ければ、たいして評価しないのかもしれない

新しいサイトに内容が近いページがあればもちろんそのURLにリダイレクトするのが好ましい。しかし、次のようなURLへのリンクなのであれば、単純に404を返すだけで問題ない:

  • 関係するページがなく
  • ユーザーが訪れることもないページ

404が多くても検索に悪影響を及ぼすことがないのはミューラー氏の言うとおりだ(ただし、存在すべきページが404を返すのは当然問題だ)

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ

検索結果に出てきたサイトの素性がわかる機能をグーグルが導入 名称は「この検索について」 (Google Japan Blog) 国内情報

グーグルは「この結果について」という機能を検索に導入した。英語圏では昨年から利用できていた機能で、日本語を含む8言語にも展開した。

「この検索について」を利用すると、検索結果に出てきたコンテンツの提供元サイトの素性がわかる。

検索結果の各項目タイトル右側にある縦3点ドット(︙)をクリック/タップで「この検索について」のパネルが出現する。

この検索について

パネルでは、グーグルがそのサイトを最初にインデックスした時期かがわかる。また、サイトがHTTPSを利用していればそれもわかる。

ウィキペディアに掲載されているサイトでは、ウィキペディアの説明が引用されることもある。

この検索について

「この検索について」機能の利点をグーグルは次のように述べている。

検索結果として初めて目にするサイトが表示された場合などでも、より安心してリンク先にアクセスすることができます。これは、特に健康情報や金融情報などといった重要性の高い情報を探している場合などに特に便利にお使いいただけます。

検索結果に出てくるサイトの信頼性を近年グーグルは非常に重視している。「この検索について」機能もその流れをくむ仕組みだ。グーグルによれば、昨年英語でリリースして以来、「この検索について」機能は世界中で 24億回以上使用されたとのことである。

「この検索について」パネルで自分のサイトがどのような表示になっているかを確認しておこう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!
グーグル検索SEO情報②
  • グーグルのタイトルリンク書き換えはサイト品質とは無関係
  • カニバリゼーションで順位が下がった ⇐ だいたい思い込み
  • 2022年11月のオフィスアワー: ECサイトのトップページが上位表示しない、視認性の高い動画が検出されないなど
  • SEOのプロが伝授する新規事業のためのSEO入門
  • 利用終了したドメイン名の放置は危険! スパムサイトとして乗っ取られるかも
海外SEO情報ブログの掲載記事から
  • 「ランキング要因としてのリンクの重要性はそのうち低下するだろう」Google社員が爆弾発言
  • PageSpeed InsightsがSEOスコアをレポート

グーグル検索SEO情報②

グーグルのタイトルリンク書き換えはサイト品質とは無関係 通常はほかの要因による (John Mueller on Twitter) 海外情報

グーグル検索のタイトルリンク書き換えに関して、次のような質問がツイッターであった。

サイト内の大部分のページのタイトル(たとえば60%のページ)が書き換えられている場合は、サイト全体の品質が低いとみなされている可能性があるでしょうか?

この質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように回答した:

Google検索セントラウのドキュメントを読むと、品質の問題ではないように私は思う(たとえばキーワードの乱用のように、ある種の品質関連の場合もあるようだが)。コンテンツの質が良いサイトであっても、タイトル要素がうまくないこともあるし、質が悪いサイトでもタイトル要素が良いこともある。

検索結果のタイトルリンクが<title>タグそのままでないとしても、通常は品質が低いということではないようだ。もしタイトルリンクに関わる問題を抱えているなら技術ドキュメントを読み返すといい。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

カニバリゼーションで順位が下がった ⇐ だいたい思い込み カニバリゼーションが存在するのかどうかも疑問 (John Mueller on Twitter) 海外情報

カニバリゼーション」というSEO俗語がある。これは、「同じキーワードに関連したページがサイト内に複数あることが原因で、想定したページが上位表示しなかったり、どのページの順位も芳しくなかったりする状況」を表すものだ(“Cannibalization” は「共食い」の意)。

そのカニバリゼーションに関連した相談をグーグルのジョン・ミューラー氏に持ちかけたサイト管理者がいた:

カニバリゼーションを起こしていたブログを削除しました。

メインページが検索結果に戻ってきたのですが、ターゲットのキーワードでは7ページ目です。以前は1ページ目でした。ほかの関連するキーワードではすべて1ページ目です。待つしかないのでしょうか?

ミューラー氏は次のように指摘した:

カニバリゼーションが問題ではないように思える。

カニバリゼーションがランキング下落の原因になったとどうやって判断したんだろう ―― カニバリゼーションがはっきりと目に見えるようなことが起こっていたなら驚きだ。

ミューラー氏は「どうやって判断したんだろう」と疑問形で表現しているが、これは「そんなことは起きない」という否定をやわらかく言っているだけだろう。

ともすると反論を受けそうだが、筆者もカニバリゼーションなるものがグーグル検索に本当に存在するのか懐疑的だ。キーワードに関連するページがサイト内に複数あるなら、複数のページが検索結果に出てくることすらある。

インデント結果
「AIとスパム」関連のクエリで検索すると筆者のブログと検索セントラルのブログからそれぞれ2つのページが同時に検索結果に出てくる

同種のトピックであっても内容が異なるのであれば複数ページで展開しても問題ないと筆者は考えるのだがどうだろうか(同じコンテンツのページを複数公開するのは重複コンテンツなのでもちろんよろしくない)。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

2022年11月のオフィスアワー: ECサイトのトップページが上位表示しない、視認性の高い動画が検出されないなど 1回目の開催回より (グーグル ポリシー オフィスアワー on YouTube) 国内情報

2022年11月1回目のオフィスアワーをグーグルの金谷氏と小川氏が開催した。

今回オフィスアワーで取り上げた質問は次のとおりだ:

  • 別のホームページがインデント表示される(1:20
  • EC サイトのトップページに順位がつかない(3:18
  • Search Console 身に覚えのない URL が検出(6:16
  • 「ページのインデックス登録」レポートの更新(9:28
  • 「視認性の高い動画は検出されませんでした」(12:59
  • スマートフォン・SERP上のパンくずリスト(16:27
  • JobPosting 構造化データの「datePosted」(18:54
  • sitemap.xml で使用する lastmod(20:59
  • meta refresh タグでスパムと誤認する可能性(24:23
  • 露骨な表現のコンテンツを含むページの扱い(27:19

気になる質問の回答をすぐに確認できるように再生時間のタイムラインにリンクしてある。全体を通しで視聴したい人のために動画も埋め込んでおく。

グーグル検索またはパブリッシャーポリシーに関して、グーグル社員に直接答えてもらいたい質問があればフォームから送っておこう。次回以降のオフィスアワーで取り上げてもらえる。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

SEOのプロが伝授する新規事業のためのSEO入門 新規事業じゃなくても役立つ (PIVOT) 国内情報

サイバーエージェントの木村賢氏が「新規事業のためのSEO入門」と題した記事をシリーズで寄稿している。

全5回が公開済みだ(ただし、全文を読むには会員登録またはアプリの利用が必要)。

  1. 大手企業のSEO施策が、スタートアップや中小企業では通用しない理由
  2. SEOの超基本 「インフォメーショナル」と「トランザクショナル」の違い
  3. コンテンツのSEO対策は、「ユーザーファースト」だけ考えればいい
  4. SEOとSNS、どちらに取り組むべきかと聞かれたら
  5. 大手メディアもハマる「ホスト貸し」問題とは

「新規事業のため」となっているが、大部分はどんなサイトでも役立つ内容だ。どれもおすすめの記事だ。読んでほしい。

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  • すべてのWeb担当者 必見!

利用終了したドメイン名の放置は危険! スパムサイトとして乗っ取られるかも そのほかにもさまざまな問題あり (IIJ Engineers Blog) 国内情報

サイト運営中のSEOではなく、「使わなくなったドメイン名」に関する注意喚起だ。

キャンペーン終了やサービス停止にともない、取得していたドメイン名を使わなくなるということはあるだろう。そうした場合に発生する問題について、IIJのエンジニアが警鐘を鳴らした。

「忘れ去られたドメイン名に宿る付喪神」というおもしろいタイトルだが、中身は至極まっとうな、技術的な話だ。

ドメイン名は所有したままだが放置していた場合にはたとえば次のような事態が起きうるそうだ:

正規のURLとして使われた経歴を持つホスト名は、しばしば違法な商品やサービスを取り扱う闇オンラインショップ、正規のサイトの復活を装ったフィッシングサイトやマルウェア配布サイト等として使われるため、アクセスした自社の顧客に被害が出る恐れがあります。

かつてあったサイトへのリンクが多ければ多いほど、また有名であれば有名であるほど、そのドメイン名は「力」を持っています。

「力」を持っていたドメイン名ほど付喪神化したときの祟りも強くなるのです。

それ以外にも、さまざまな問題が起こるのだという:

  • 謎のホスト名に対するリクエストが大量に来る
  • ドメイン名全体、あるいはサブドメインのDNSをまるごと乗っ取られる
  • 使用していたドメイン名を送信元にした迷惑メールが流通しやすくなる
  • 放置されたメールアカウントのパスワードが盗まれる

となると、「ドメイン名をちゃんと廃止すればいいのか」となるのだが、ドメイン名を手放した場合にも問題が生じる。よくご存知の「中古ドメイン名」利用だ。

以前に誰かが取得していたドメイン名をだれかが取得し直すこと自体に問題はない。問題は、中古ドメイン名はスパムに利用されやすいという点だ。

元記事の著者は、ドメイン名の原則を次のように述べている:

「使ったドメイン名は一生登録維持する」という覚悟でドメイン名を登録してください。

「キャンペーンが終わったらポイ捨てすればいい」という感覚でドメイン名を取得すべきではないというのだ。

では、利用が終わっても保持し続けているドメイン名はどのように扱ったらいいのだろうか。2つの方法を提案している。

  • 登録は維持しつつも、DNSから抹消する
  • DNSを残しつつ、適切に利用終了する

ドメイン名放置の問題点と対処策の詳しい内容は元記事で確認してほしい。随所に技術用語がでてくるので、わからなければ技術担当に相談してほしい。

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