電通デジタルは、「EC・店頭をまたぐ購買行動実態調査2023」を実施した。購買行動の各フェーズにおいて、ユーザーがどのようなチャネルに触れ行動しているのか、2,900名に調査している。
コロナ後も購買行動のデジタル化は緩やかに加速?
まず、主な決済方法を聞くと、現金やクレジットカードの利用率が引き続き高い一方で、「キャッシュレス決済」の利用が全体で60%を超えていた。
また、商品の比較・検討フェーズにおいては、「店頭」に加えてデジタルチャネルの影響力が大きいことがわかった。「企業の公式サイト」は全カテゴリーで選ばれ、「SNS」も上位にランクインするなど、購買行動の多様化が進んでいた。
購入に至るまでのEC・店頭(オンライン・オフライン)の使い分けとしては、2022年よりもスマート化の傾向が見られた。
96.7%の人が「何らかのポイントを収集している」
ポイント収集の状況としては、「何らかのポイントを収集している」が96.7%。「ポイントを少しずつ貯め、定期的に確認しながら、しっかり使い切る」というポイ活へのモチベーションの高さがうかがえた。
また、次世代コマースの中では、「Instagram」と「YouTube」に対する興味と認知が突出した結果に。SNSでの購買行動にも引き続き注視が必要なようだ。
調査概要
- 【調査手法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年5月23日~29日
- 【調査エリア】全国
- 【調査対象】20〜69歳、2,900名
- 【商品一覧】主要13カテゴリーに含まれる29商品(ファッション・インナー・小物/美容・コスメ/食品・スイーツ/ドリンク(お酒以外)/お酒/日用雑貨/ダイエット・健康/医薬品・コンタクトレンズ/ギフト/ペット用品/電化製品/インテリア/キッズ・ベビー・おもちゃ)
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オリジナル記事:「キャッシュレス決済」の利用率が60%以上に。デジタル化で消費者の購買行動はどう変化した?【電通デジタル調べ】
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