オンライン人材マッチング事業のクラウドワークスは、同社が運営する法人利用特化型生成AI(人工知能)ツール「クラウドワークス AI for biz」で、読み込ませた内部資料を参照して用途に合わせて高精度の回答を生成する「RAG(検索拡張生成)機能」の提供を始めた、と9月11日発表した。インターネットに公開されていない情報に基づいた回答を生成する。
RAG機能は、大規模言語モデル(LLM)のデータと外部情報データの検索を組み合わせて出力される仕組みで回答の精度を高める。社内資料などの公開していない情報から回答を生成。「顧客とのミーティングの議事録から営業提案資料のたたきを作ってほしい」「社内のマニュアルから経理申請の方法を回答してほしい」など、実務に即して生成AIが活用できる。
決算資料や会社情報資料を読み込ませて営業活動に必要な情報を抽出したり、社内規定を読み込ませて有休取得方法の回答をさせるたりするなど、営業支援や社内対応の場面で時間の短縮が可能になる。クラウドワークス AI for bizの基本プランに契約していると、追加料金なくRAG機能が使える。利用しているAIモデルは「GPT-4o」「Claude 3 Sonnet」。
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オリジナル記事:「クラウドワークス AI for biz」で内部資料から高精度の回答を生成する「RAG機能」提供
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