モビルスは、「LINE通知メッセージの利用実態」に関する調査結果を発表した。「LINE通知メッセージ」は、LINE公式アカウントを友だち追加していなくても、企業や店舗から消費者へメッセージを送信できる機能。「配送物のお届け予定を受け取れる」といった利用事例がある。
この調査では、消費者のLINE通知メッセージの利用状況、LINE公式アカウント登録の経験、ID連携の経験などについて、「LINE通知メッセージを知っている」とした15歳未満~60歳以上の男女671人が回答している。
ID連携は、「20代男性」「20代女性」が特に多い
まず「LINE通知メッセージの受け取り経験」を聞くと、「はい」78%、「いいえ」22%と、8割近くが経験済みだった。年齢別で見ると、20代が91%で最も多く60代以上が68%で最も少なかったが、全年齢で7割近い。
「LINE通知メッセージを受け取ったLINE公式アカウントを、友だち追加するか」を聞くと、「受け取る前から、友だち追加をしていた」38%が最多で、「受け取った後に、友だち追加をしたことがある」34%、「受け取る前も後も、友だち追加をしたことはない」16%、「受け取る前からも後からも、友だち追加をしたことがある」12%がそれに続いた。年代別では、60歳以上男性はLINE通知メッセージの受け取りをきっかけにLINE公式アカウントの友だち追加をする確率が高い。同年代の女性の倍以上だ。
さらに「友だち追加をしたLINE公式アカウントの企業やサービスのIDと連携したことがあるか」を聞くと、「ある」57%、「ない」43%で、経験者がわずかに上回る。年代別では、「20代男性」71%、「20代女性」82%が特に連携率が高かった。なお約70%はサービスや企業から「リマインドや忘れ防止」の重要な連絡を希望していたとのこと。
調査概要
- 【調査対象】15歳未満~60歳以上の男女
- 【調査方法】Fastask(ジャストシステム提供)でインターネットアンケート調査を実施
- 【調査時期】2024年5月27日~6月9日
- 【有効回答数】671サンプル(事前調査:10,267人)
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オリジナル記事:「企業からの重要な連絡手段にLINEを希望する」という人は6割以上【モビルス調べ】
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