コロナ禍や物価高で企業が疲弊したところに、親会社や取引先の倒産が直撃。
東京商工リサーチは、2024年1-8月の「連鎖倒産」に関する調査を実施した。「他社倒産の余波」を原因に倒産した企業の件数推移をまとめている。
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2024年1-8月の連鎖倒産は370件、右肩上がりで急増
調査によると、2024年1-8月の連鎖倒産は370件に達した。前年同期は288件で、28.4%の増加となっている。そのうち負債1億円未満は247件で、構成比66.7%を占めた。一方で、負債10億円以上の大型倒産も16件発生している。
同社では、連鎖倒産件数が過去10年で最多ペースに達しているとして、景気後退局面(リセッション)のサインなのではないかと指摘している。
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オリジナル記事:「連鎖倒産」の件数が急増、前年比約30%増加。景気後退の兆候か?【TSR調べ】
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