KADOKAWAグループでウェブサイト運営やリサーチを手掛ける角川アスキー総合研究所は、同社が展開する「ASCII.jp」など「ASCII」ブランドのウェブサイトをスマートフォンなどで閲覧しようとした際、リダイレクト広告を悪用して外部の詐欺サイトに誘導される現象が起きている、と7月10日公表。外部広告事業者からの広告配信を7月11日に止めた、と7月12日発表した。
リダイレクト広告は、サイト訪問ユーザーを自動的に別のページに誘導する仕組み。ASCIIのサイトでは、サイト内に設置してあるネットワーク広告の配信システムが悪用され「〇〇名様当選のロイヤリティプログラムに選ばれました」などと書かれた外部サイトに強制的に移動される。遷移先は「懸賞への当選」として個人情報などの入力を促す悪質なサイトになっている。
同社は、このようなサイトが表示された時は、個人情報を入力することなくページを閉じるよう求めるとともに、悪用したとみられる特定の広告を遮断した。外部ネットワーク広告事業者側と調査・改修を進めて再発を防ぐ。広告配信を止めてから問題は起きていない。ASCIIと同じネットワーク広告の仕組みを導入しているウェブサイトでも同じ現象が発生しているという。
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オリジナル記事:「ASCII」サイトでリダイレクト広告を悪用して外部の詐欺サイトに誘導される現象が発生
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