米国YouTubeは、「YouTube」の60秒以内の短尺縦型動画「YouTubeショート」が11月8日から順次、家庭のテレビでの視聴に対応する、と同日発表した。モバイル端末での視聴や動画作成に最適化していた動画フォーマットをテレビの大画面に適応した。調査を繰り返し、デザインコンセプトを作成するなどして検証・実現した。
視聴形態としてテレビ画面が成長していることから、大画面に対応させた。調査の結果、大画面でのショート動画視聴は誰かと視聴するのに便利で、大画面で快適な視聴体験が得られることが分かった。一方、縦型の動画をテレビでどう維持するか、デザイン的な課題があった。そのため、3つの異なるコンセプトを作成した。
(A)従来通りの動画プレーヤー(B)動画の左右に空白が表示されないようにカスタマイズ(C)複数の動画を同時表示するジュークボックススタイル--から検討。調査では(B)がすっきりしたデザインと大画面の表示領域の活用を併せて実現するとして評価された。続いて(B)を基に、2種類のプレーヤーのプロトタイプを作った。
プロトタイプは最低限の要素だけを組み込んだ「シンプル」と、関連タグやコメントなど多くの機能を表示しカラー サンプリングとぼかし処理を施した「最大」の2つのバージョン。テストで最大の評価が高かったため、最大のプロトタイプを改善してテレビ画面用に提供することにした。右側のサイドバーは簡略化した。
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オリジナル記事:「YouTube」の60秒以内の短尺縦型動画「YouTubeショート」がテレビ視聴に対応
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