どうもこんにちは、みっちです。
皆さんはオフィスチェアにどんなイメージを持っているでしょうか?
多分ですが、わりと価格が高いイメージを持っておられる方が多いと思います。
実際、YouTubeなどで有名なレビュワーやブロガーは10万〜30万円のオフィスチェアを使っている方が多いですし、高価格帯になればなるほどメーカーも種類も多いです。
しかし、安価な価格帯でも良い製品はあります。
その筆頭が、以前電動昇降デスクを提供していただいたFlexiSpotより発売されている「FlexiSpot C7 Air」。
4万円でお釣りが返ってくる価格にも関わらず、前傾チルトや可動式ランバーサポート、座面の奥行き調整や4Dアームレストなど、機能的には10万円以上のオフィスチェアと変わりません。
今回は、そんな多機能でハイコスパな「FlexiSpot C7 Air」のレビュー記事になります。
「高いオフィスチェアを買いたくはないけど、かといっても安物買いの銭失いになるのもな…」と、購入を迷っている方には特に見ていただきたい記事となっているので、最後までチェックしていただけると嬉しいです。
・全面メッシュで風通し抜群
・最大128°のリクライニングでゆったり快適
・2Dヘッドレスト、4Dアームレストで位置を細かく調整可能
・可動式ランバーサポート、座面前後調整、前傾チルトでどんな姿勢にも対応
FlexiSpot C7 Series の特徴
FlexiSpot C7 Airは、電動昇降デスクで有名なFlexiSpotより発売されている多機能オフィスチェア。
30,000円台という価格にも関わらず、2Dヘッドレスト・可動式ランバーサポート・4Dアームレスト・座面の前後調整機能・前傾チルト機能・最大128°のリクライニングが可能となっており、価格のわりにかなり多機能な仕上がりになっているのが特徴です。
カラーはブラック1色ですが、座面がウレタンのC7、座面がメッシュのC7 Airとラインナップは2つ用意されています。
価格については、ウレタン座面のC7が34,800円、座面がメッシュのC7 Airは39,800円となっています。
今回、僕はメッシュ座面のC7 Airを提供していただきました。
FlexiSpot C7 Air のメリット・デメリット
FlexiSpot C7 Airのメリット・デメリットについては以下の通りです。
- 前傾チルトで書き仕事やタイピングも楽にできる
- 4Dアームレストで腕の位置を調整しやすい
- 座面の前後調整でユーザーの体格に幅広く対応
- リクライニング機能で気分のオン・オフの切り替えができる
- 可動式ランバーサポートで腰の負担を低減
- 全面メッシュで通気性抜群
- 組み立ては一人だとかなり苦労する
- 人によってはフレームの汚れ、メッシュ素材の仕上がりが気になるかも
- リクライニングのロックレバーが掛けにくい
FlexiSpot C7 Air 詳細レビュー
では早速、FlexiSpot C7 Airの詳細レビューに移ります。
まずは組み立てからです。
組み立てる前に
前回、FlexiSpotから提供していただいた電動昇降デスク「E7 Pro」のレビュー記事をお読みになった方ならわかると思いますが、今回のC7 Airもかなり大きいダンボールで届きます。
片付けをせずに組み立てようとすると、梱包のダンボールで足場がなくなって組み立てられなくなる、なんてこともあり得るので、予め部屋を片付けておきましょう。
工具は用意した方が良い
FlexiSpot C7 Airを注文した場合、一応ではありますが付属の6角レンチで組み立てることはできます。
ただ、回しにくい場所はもちろん、力を入れないと難しい場所もあるのできちんとした工具を揃えておくことに越したことはありません。
僕は、本当に六角レンチ1本で組み立てることができるかどうか確認のために付属の六角レンチを使いましたが、やはり工具を使ったほうが遥かに楽に組み立てることができると思いました。
あったほうが良い工具
では、組み立てるのになんの工具があったほうが良いのか?
基本的には六角レンチしか使わないため、六角レンチが入っていれば何でも良いとは思います。
ただ、例えばこういったモノを購入しておけば六角ビット以外にも、プラスビットやマイナスビット、トルクスや延長ソケットなども付属しているので、色々なガジェットを組み立てるのに役立つと思います。
あと、今回に至ってはトンカチなども持っておいたほうが良いかと思います。
理由はこの後わかると思います。
いざ組み立て
デッカいダンボールを開封すると、梱包材に包まれた各パーツとご対面です。
ここから”戦い”が始まるわけですね。
箱の中身をすべて取り出すとこんな感じ。
こちらは付属しているネジと六角レンチの様子。
たま〜に全てのネジがまとめて入れられている製品もありますが、C7 Airの場合は各種類でまとめられていて、それぞれ使う時に裏紙を剥がして取り出せるようになっています。
組み立ては二人以上が吉
今回、僕は組み立ての際に友人を召喚しましたが、その選択は正解でした。
まずは足部分のキャスターを取り付けようとした矢先、キャスターが足のはめ込み部分に全然ハマりません。
足を床に固定して上からキャスターを押し込んだりもしましたが、全くと言って良いほど入らなかったです。
最終的には友人に足を持ってもらい、トンカチとスパナで叩きながら入れるというパワープレイでやっと入りました。
これが、「トンカチも買っておいたほうが良い」と言った理由です。
背もたれ部分と座面のネジ止めも注意
背もたれと座面をねじ止めする場合、背もたれを宙吊りにして座面下に潜り込むようにしてネジ止めをする必要があります。
実家に住んでいる方で、チェーンで背もたれを宙吊りにできる場合は楽に作業ができると思いますが、一人暮らしだとそうは行きません。
一人で組み立てようとするとかなり無理な姿勢になるため、友人や職場の同僚などを召喚できる場合は頼んだほうが良いと思います。
人によっては汚れや処理が気になるかも
これについては個体差があると思いますが、僕の場合は上記の部分に汚れや不完全な処理がありました。
正直僕は気にならないのですが、気にする方も一定数いるとは思うので一応共有しておきます。
まぁただ、価格を考えればこのくらいは仕方ないのではないかと思いますけどね…
完成したときの全体写真
こちらが完成した時の様子。
ヘッドレストを含めなくとも、わりとハイバックな印象です。
また肩部分が広めに作ってあるので、肩幅が広い方でも余裕でカバーしてくれます。
部分によってメッシュ部分の抵抗が違う
もしかすると気のせいかもしれませんが、個人的に良いと感じたのは「パーツごとにメッシュの張りが若干違う」こと。
例えば、座面のメッシュは長時間体重がかかることを予想して少し固めにされているのに対し、ランバーサポート部分は少し柔らかく、ヘッドレスト部分はランバーサポート部分よりもさらに柔らかめといったように、部分によってメッシュの張り具合が若干異なります。
10万円以下のメッシュ製オフィスチェアだと、各部分のメッシュの張り具合が一緒で長時間座っていると体が痛くなってしまうこともあるので、ここはなかなか良いポイントなのかなと思いますね。
前傾チルト機能が便利
FlexiSpot C7 Air は前傾チルト機能を搭載しています。
例えば作業に集中した時、ついつい前屈みになりがちですよね。
そんなときこの前傾チルト機能があれば、前屈みの姿勢になっても背筋を伸ばした状態で作業をすることができるため、猫背予防になります。
また背筋が伸びることによって、長時間作業でも集中力が持続しやすくなります。
レポートやブログ、動画編集などをしているとついつい猫背になってしまう僕にはありがたい機能です。
4Dアームレストで腕の位置を細かく調整できる
FlexiSpot C7 Air は4Dアームレストを採用しているため、上下前後はもちろん、内向き外向きやアームレストを内側に引き寄せることもでき、腕の位置をユーザーに最適な位置に合わせることができます。
上下前後であればこの価格帯のオフィスチェアでも採用していることが多いですが、内向き外向きやアームレストを内側に引き寄せることができるものはこの価格帯だと殆どありません。
僕の場合だと、ゲームをする時にはアームレストを最低まで下げて、向きは内向きにしてゲーム中でも腕を置けるように。
逆に作業をする時には、アームレストと机の高さを合わせて、アームレストを机に向かって真っ直ぐにしてタイピング中でも腕を置けるように、といった感じに設定して使っています。
可動式ランバーサポートで腰の負担を低減
FlexiSpot C7 Air の可動式ランバーサポートは、猫背予防や姿勢の改善に一役買っています。
ランバーサポートの位置をを可動させるかロックするかは選択することができ、レバーを下げれば可動、レバーを上げればロックするようになっています。
僕は猫背にならないように腰を立たせたい人なので、ランバーサポートは可動式していますね。
リクライニングで気分のオン・オフの切り替えができる
FlexiSpot C7 Air は最大128°までリクライニングさせることができるようになっており、リクライニング角度のロックも可能となっています。
リクライニングのロックは少し掛けにくい
動画でも最大までリクライニングさせていますが、ひっくり返りそうになることはありませんでした。
ただ、ロックレバーが後ろではなく左前側にあるので、動画のように最大までリクライニングさせている時にロックを掛けようとすると少し姿勢がしんどくなってしまいます。
左後ろ側にロックレバーがあれば、無理な姿勢をすることなくロックを掛けられるようになると思うのでここは改善して欲しいかなと思いました。
アームレストの硬さがちょうど良い
FlexiSpot C7 Air アームレストは、硬すぎず柔らかすぎずで良い塩梅。
普通に腕を置いているぶんには全く沈みませんし、逆に表面積の小さい肘などを載せると程よく沈んで作業をサポートしてくれます。
指紋や飲み物の汚れも付きにくいですし、メンテナンスもしやすいので個人的には好感が持てますね。
身長が160cm以下の人は注意
FlexiSpot C7 Air の座高は、一番低くしても結構高めに設定されています。
身長が160cm以上の方であれば特に問題はないと思いますが、それ以下の方は足が地面に着くかわからないので注意が必要です。
実際、嫁ちゃん(身長154cm)に座ってもらうと、座高を一番低く設定しても足が地面に届かず、前傾チルトの状態でやっと足が地面に着く感じでした。
【FlexiSpot C7 Air レビュー】3万円台で購入できるコスパ最強オフィスチェア! まとめ
今回は、FlexiSpotより発売されている多機能コスパオフィスチェア「FlexiSpot C7 Air」をレビューしました。
ハイバックオフィスチェアのため体格を選ぶ可能性はありますが、少なくとも160cm以上の方であれば問題はないかと思います。
4万円でお釣りが返ってくる価格にも関わらず、前傾チルトや可動式ランバーサポート、座面の奥行き調整や4Dアームレストなど、機能的には10万円以上のオフィスチェアと変わりませんし、この価格帯でここまで多機能なものもあまり見かけません。
この記事が、「高いオフィスチェアを買いたくはないけど、かといっても安物買いの銭失いになるのもな…」と購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
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