日本リサーチセンター(NRC)は、「NRC全国キャラクター調査」の結果を発表した。第11回となる今回は、合計61種のキャラクターを4グループに分けて認知率と好感率を調べている。
「チコちゃん」の認知率がほぼ倍増
ここ10年間のキャラの認知率を見ると、「くまモン」「ふなっしー」は9割前後で推移しており、高い水準を維持。「せんとくん」と「ひこにゃん」は年によって差があるものの、近年は認知率が大きく上昇している。「ぐんまちゃん」は2014年は20%の認知率だったが、今回2024年では5割近くまで増加。・「メロン熊」はずっと3割前後で推移していたが、2024年は26%とやや減少傾向を見せた。
次に、ご当地キャラクターの好感率を見ると、「くまモン」は2020年、2021年に4割台まで好感率が上昇したが、今回2024年では32%に減少。「ふなっしー」も年々減少している。
企業・イベントキャラクターの認知率では、「ガチャピン&ムック」が2018年の72%から2024年は84%と10ポイント以上増加。「チコちゃん」は2018年の40%から2024年は78%とほぼ倍増した。
ただし好感率には大きな変化はなく、認知率が増加しても好感率には変化がない事例が多かった。
調査概要
- 【調査対象】全国15~79歳男女
- 【調査方法】提示したキャラクターのうち、知っているものと好きなもの(複数回答)
- 【調査時期】2024年7月14日~27日
- 【有効回答数】1,200人
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オリジナル記事:ご当地・企業・イベントキャラの人気最新ランキング、「くまモン」安定で「ふなっしー」が徐々に下降【NRC調べ】
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