コンサルティング大手の米国アクセンチュアは、米国アドビとの協業体制を強化し、アドビの画像生成AI(人工知能)ツール「Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)」を活用した業界特化型ソリューションを共同開発した、と4月4日に発表した。企業はクリエイティブ資産の開発やパーソナライズされたコンテンツを大規模に展開することが可能になる。
デジタルマーケティング組織のアクセンチュア ソングが提供するマーケティングサービスに、Adobe Fireflyの「Custom Models」を統合する。これによって、顧客が保有するデータやクリエイティブアセット(資産)、ブランドガイドラインに基づいて開発されたAIモデルの学習に必要な知見を顧客に提供する。
Fireflyは商用利用が可能な設計で、「Adobe Creative Cloud」や「Experience Cloud」からデータ連係のAPIを介してアクセスすることも可能。小売・消費財、自動車、金融サービス、ヘルスケア業界を対象にソリューションを開発し、グローバルで一貫性がありつつ各地域で共感性が高く、業界に特化したコンテンツを迅速に作成できる。
アクセンチュアは、自社のマーケティング組織でも創造力を高めてクリエイティブなコンテンツをより迅速に制作できるようAdobe Fireflyを活用する。独自のブランドスタイルとデザイン言語を用いたFirefly Custom Modelを使用して、サービスを提供する19の業界ごとにコンテンツをカスタマイズしていく。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アクセンチュアがアドビとの協業強化、業界特化型の生成AIソリューションを共同開発
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.