米国Adobeの日本法人、アドビは、社長直下の組織「教育・DX人材開発事業本部」を新設し、教育市場向けマーケティングを統括してきた小池晴子氏が本部長に就任した、と4月6日に発表した。新組織は、デジタル人材の育成で学校教育から社会人のリスキリング(学び直し)まで支援する。学校・企業・民間への教育プログラム提供や、産学連携による地域人材育成の支援などを計画している。
デジタルスキルの育成で特に重視する①デジタルクリエイティブツールを活用した制作とコミュニケーションスキル(UI/UX、デザイン、写真加工、動画制作)、②デジタルマーケティングツールを活用したデータサイエンススキル(データ分析、エンゲージメント管理、顧客体験設計)、③デジタルドキュメントツールを活用したデジタルワークフロー実現スキル――3つの領域に注力する。
小池晴子氏は、教育関連企業で通信教育事業、教室事業などの商品開発責任者を務め、米国のEdTechベンチャーの日本オフィス立ち上げに参画。2017年にアドビに入社し、マーケティング部で教育市場に働きかけた。22年12月からマーケティング本部執行役員。23年4月から現職。小池氏はダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進担当も兼務して多様性のある企業風土の醸成に努める。社外のD&I啓発活動にも積極的に参加する。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アドビが「教育・DX人材開発事業本部」新設、学校から社会人までデジタル人材育成強化
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.