アマゾン日本事業の売上高は約3.2兆円、ドルベースは243億ドル(前期比5.7%増)【Amazonの2022年実績まとめ】 | ネットショップ担当者フォーラム 特選記事

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。

アマゾン日本事業の2022年(2022年1~12月)売上高は円ベースで3兆1958億7600万円だった(2022年の平均為替レートを1ドル=131円で換算)。米Amazonが公表した「年次報告書」などから、2022年のAmazon日本事業、米Amazonの状況をまとめた。

アマゾン日本事業について

日本事業のドルベースでの売上高は243億9600万ドルで前期比5.7%増(2021年の日本事業売上高は230億7100万ドルで前期比12.8%増)。2016年から続いていた2ケタ増収から、2022年は1ケタ増収に鈍化した。全売上高に占める日本事業の割合は4.7%。

アマゾン日本事業の売上高推移
アマゾン日本事業の売上高推移(ドルベース)

日本銀行が参考計数として公表している「東京外為市場における取引状況(2022年中)の2022年平均レート「1ドル=131.57」を参考に、1ドル=131円で換算した場合、日本円ベースによる日本事業の売上高は3兆1958億7600万円となる。

2022年は円安・ドル高が急伸したため、日本円ベースの売上高は大幅に増えた。なお、1ドル=110円で換算した2021年の日本円ベースによる日本事業の売上高は2兆5378億1000万円。

アマゾン日本事業の日本円ベースの売上高推移(年間平均為替レートで円換算)。平均為替レートは、2010年が87円、2011年は79円、2012年は79円、2013年は97円、2014年は105円、2015年は120円、2016年は108円、2017年は112円で換算、2018年は111円で換算、2019年は109円で換算、2020年は107円で換算、2021年は110円、2022年は131円で換算)
アマゾン日本事業の日本円ベースの売上高推移(年間平均為替レートで円換算)。平均為替レートは、2010年が87円、2011年は79円、2012年は79円、2013年は97円、2014年は105円、2015年は120円、2016年は108円、2017年は112円で換算、2018年は111円で換算、2019年は109円で換算、2020年は107円で換算、2021年は110円、2022年は131円で換算)

アマゾン日本事業の売上高は直販ビジネスのほか、第三者による販売(マーチャント売り上げ)の手数料収入、定期購入サービス、AWS(Amazon Web Service)などが含まれる。

米Amazon、アマゾンジャパンともに流通総額は公表していないが、「Amazon」グローバル流通総額に占める販売事業者経由の割合は6割程度に達しており、日本も同様の流れにあると見られる。

全体の流通総額のうち第三者による販売は6割程度、手数料収入は平均して第三者販売額の約10%という推定を前提に、円ベースの売上高から「Amazon.co.jp」の流通総額を算出すると6兆円程度に達していると推測される。

グローバルの販売状況

2022年(2022年1-12月)決算によると、売上高は前期比9.4%増の5139億8300万ドルだった。なお、為替レートの前年比変動のマイナス影響を除いた場合の伸び率は13%増という。

売上高の内訳は次の通り。

  • 仕入れ商品などによる製品売上(直販売上、デジタルメディアコンテンツなど含む)
    → 2200億400万ドル(前期比前0.1%減)
  • 第三者販売サービス売上など(第三者が販売するサービスに関する手数料売上など)
    → 1177億1600万ドル(同13.9%増)
  • 定期購入売上(サブスクリプションサービス売上)など(「Amazon プライム」の会員費など)
    → 352億1800万ドル(同10.9%増)
  • AWS(Amazon Web Service)
    → 6800億9600万ドル(同28.8%増)
  • 実店舗売上(主にホールフーズの売り上げ)
    → 189億6300万ドル(同11.1%増)
  • 広告サービス
    → 377億3900万ドル(同21.1%増)
  • その他(クレジットカード契約などの売上高)
    → 42億4700万ドル
Amazonの売上高の内訳(2022年)仕入れ商品などによる製品売上(直販売上、デジタルメディアコンテンツなど含む) → 2200億400万ドル(前期比前0.1%減) 第三者販売サービス売上など(第三者が販売するサービスに関する手数料売上など) → 1177億1600万ドル(同13.9%増) 定期購入売上(サブスクリプションサービス売上)など(「Amazon プライム」の会員費など) → 352億1800万ドル(同10.9%増) AWS(Amazon Web Service) → 6800億9600万ドル(同28.8%増) 実店舗売上(主にホールフーズの売り上げ) → 189億6300万ドル(同11.1%増) 広告サービス → 377億3900万ドル(同21.1%増) その他(クレジットカード契約などの売上高) → 42億4700万ドル
Amazonの売上高の内訳(2022年)。カッコ内の数値は全体売上高に占める割合

地域別の売上高は次の通り。Amazon全体の売上高に対して日本事業が占める割合は4.7%。2021年比で0.2ポイント減った。

  • アメリカ → 3561億1300万ドル(前期比13.4%増)
  • ドイツ → 335億9800万ドル(同10.0%減)
  • イギリス → 300億7400万ドル(同7.7%増)
  • 日本 → 243億9600万ドル(同5.7%増)
  • その他 → 698億200万ドル(同9.9%増)
Amazonの地域別売上高 アメリカ → 3561億1300万ドル(前期比13.4%増) ドイツ → 335億9800万ドル(同10.0%減) イギリス → 300億7400万ドル(同7.7%増) 日本 → 243億9600万ドル(同5.7%増) その他 → 698億200万ドル(同9.9%増)
Amazonの地域別売上高(2022年)。カッコ内の数値は全体売上高に占める割合

オリジナル記事はこちら:アマゾン日本事業の売上高は約3.2兆円、ドルベースは243億ドル(前期比5.7%増)【Amazonの2022年実績まとめ】(2023/02/08)

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