デジタルマーケティング事業のオプトは、米国AI(人工知能)開発事業のオープンAIのAIチャットボット「ChatGPT」と効果予測AIを活用して効果的な広告クリエイティブ制作を可能にするツール「CRAIS for Text」が、オープンAIの言語モデルシステムの最新版「GPT-4」に対応した、と4月12日発表した。広告テキストの精度が高まり、広告クリック率が改善するという。
CRAIS for Textは3月20日に展開を開始した。ChatGPTと連携するAPIはGPT-4の前バージョンの「GPT-3.5」だった。今回オプトがGPT-4のAPIの先行利用が可能になったことから、CRAIS for TextにGPT-4を実装した。GPT-4は一部の開発者への提供が3月15日から行われている。GPT-4はGPT-3.5と比べ、同じ条件・情報から生成されるテキストの精度が大幅に向上している。
GPT-4では、これまでと同じ指示(プロンプト)でも、より質の高いテキスト生成が可能になった。GPT-3.5で生成した広告テキストは、コンサルタントのチェックで約75%が広告配信に活用できたが、GPT-4は約90%が利用可能になる。広告配信後のクリック率では約2割の改善が見込まれる。CRAIS for Textは加えて「Google広告」のレスポンシブ検索広告にも対応した。
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オリジナル記事:オプトのAI活用広告クリエイティブ制作ツール「CRAIS for Text」が「GPT-4」に対応
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