クオーレは、3月19日(ミュー・ジッ・クの日=ミュージックの日)に合わせて「音楽の楽しみ方の最新事情」に関する調査を実施した。20~70代の男女300人が回答している。
音楽を聴くのは「毎日」56%、「週に数回」36%
まず「音楽を楽しむ手段は以前と比べて変わりましたか?」と聞くと、78%が「変わった」と回答。具体的には「CDを買うことがなくなった」「サブスクでいろいろなアーティストを聴くようになった」「YouTubeやAmazon Music等のアプリで聴く」「レンタルしなくなった」といった意見が目立つ。費用や置き場所の問題もあり、CDからネットへの移行が鮮明となっている。
一方で「音楽を楽しむ手段は変わらない」という人もいたが、若い世代では「最初から/前から動画配信アプリやサブスクで聞いている」といった回答が多い。音質重視のため「昔から持っているCDを聞いている」「カセットテープからCDになった」なども一定数存在した。
そして「現在どのような手段で音楽を楽しんでいますか?」を聞くと、「動画サイト」181票、「アプリ(サブスクリプション)」147票にほぼ票が集中。3位の「CD」は56票と半分以下で「ダウンロード」54票、「デジタルオーディオプレーヤー」30票がそれに続く。
「どのくらいの頻度で音楽を聴きますか?」という質問に対しては、「毎日」56%、「週に数回」36%があわせて9割を超え、大多数が日々音楽を聴いている。
さらに「ご自宅で音楽を聴く際に、どのような機器で音楽を再生していますか?」と聞くと、「スマートフォン」232票が圧倒的に多く、「パソコン」124票、「タブレット」40票が続いた。CDプレーヤー、ポータブルプレーヤー、コンポ、ラジカセといった音楽再生に特化した機器は、デジタル機器より少数だ。
「ご自宅に使っていないオーディオ製品はありますか?」を聞くと、「ある」28%、「ない」72%で、多くの人がこうした旧世代の音楽プレーヤーを、すでに廃棄・売却してしまったと思われる。一方で「ある」と回答した人に具体的に聞くと「CD・MDプレーヤー」「CD・MDコンポ」を挙げた人が大多数だが、「ラジカセ」「レコードプレーヤー」を挙げた人もいた。極少数だが「レコード」「オープンリールデッキ」をあげた人もいる。グラフにはないが「DAT」という人もいそうだ。
これらの人に処分の予定を聞くと、「自宅にしまっておく」56%が過半数で、意図的に機材を保管していると推察される。
調査概要
- 【調査対象】20~70代の男女
- 【調査方法】インターネットでのアンケート調査(調査機関:クラウドワークス)
- 【調査時期】2023年3月10日~13日
- 【有効回答数】300人
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オリジナル記事:カセットテープ、CD、MD再生機……旧世代の音楽プレーヤーどうする? 過半数が「○○する」【クオーレ調べ】
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