MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、「クレジットカードとバーチャルカード」に関する実態調査の結果を発表した。18歳~69歳の男女5,000人(そのうちスマホ所有者4,632人)が回答している。
「バーチャルカード」とは、「バンドルカード」「楽天バーチャルプリペイドカード」「SAISON CARD Digital」など、即日インターネット上で発行される仮想カード。物理的なプラスチックカードと異なり、到着を待たずに即座にオンライン支払いなどに利用できるのが特徴。
Apple PayやGoogle Payに連携している理由は「お会計がスムーズ」
まずスマホ保有者4,632人に、「Apple PayやGoogle Payにクレジットカードを連携して利用しているか」を聞くと、「連携している」28.2%、「連携していないが、今後連携したい」10.7%、「連携していないし、今後も連携したいと思わない」20.3%だった。iPhone・Android別では、iPhoneメイン利用者(n=2,648)は33.6%、Androidメイン利用者(n=1,981)は20.9%が連携を行っている。
Apple PayやGoogle Payにクレカを連携している理由では「お会計がスムーズだから」60.1%が最多で、「クレジットカードのポイントも継続してためられるから」44.9%、「財布やカードケースを持ち歩かなくて済むから」39.9%がそれに続く。
続いて「バーチャルカード」の認知・利用を聞くと、「知っている」35.4%、「知らなかった」64.6%。年代別では20代(n=808)が44.3%で最も多く、やはり若年層の認知が高い。利用経験では、「現在利用している」7.9%、「過去利用したことがある」4.0%で、経験者は1割ほどだった。
バーチャルカード利用者397人に「利用している支払い方法」を聞くと、「後払い(翌月等に支払うポストペイ式)」35.5%、「即時払い(即口座から引き落とされるリアルタイムペイ式)」35.0%、「前払い(現金チャージ等のプリペイド式)」29.5%が上位だった。年代別では、10代は「前払い」、20代は「即時払い」、30代~60代は「後払い」がそれぞれもっとも多かった。
調査概要
- 【調査対象】18歳~69歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年6月22日~26日
- 【有効回答数】5,000人(人口構成比に合わせて回収)
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オリジナル記事:クレカをApple Pay/Google Payに連携している人は2~3割、今後は「バーチャルカード」が普及?【MMD研調べ】
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