日本クレジット協会は、2022年第4四半期(10月~12月)のクレジットカード不正利用について分析結果を発表した。クレジットカード発行会社を対象としたクレジットカード不正利用被害を集計したものとなっている。
なお、同調査の2022年第2四半期(4~6月)、2022年第3四半期(7~9月)の一部の数値に間違いがあったため、その訂正も発表されている。
クレカ不正、国内は「番号盗用」海外は「偽造」が多数派
これによると、2022年第4四半期の不正利用被害額は「127.7億円」で、前期から24.3%増加。2022年通年の不正利用被害額は「436.7億円」(前年比32.3%増加)となった。
不正利用被害額のうち「偽造」が占める割合は0.6億(14.3%減少)、「番号盗用」は120.6億円(25.8%増加)、「その他不正利用」は6.5億円(6.6%増加)だった。
クレジットカード「偽造」の被害について、国内と海外を比較すると、2022年第4四半期において国内では被害の構成比が16.7%と比較的小さく減少傾向にあるのに対し、海外では83.3%と増加傾向にある。
一方「番号盗用」の被害について、国内は被害の構成比が77.9%と高止まりしており、海外は22.1%と低い水準を示している。
調査概要
- 【調査対象】クレジットカード発行会社
- 【調査方法】クレジットカード不正利用被害を集計
- 【調査時期】2022年第4四半期(10月~12月)
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オリジナル記事:クレジットカード不正利用、国内は「番号盗用」海外は「偽造」が多数派【日本クレジット協調べ】
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