グーグル公式「Discoverトラフィックは変動する!」SEOの主軸にするのはヤバし【SEO情報まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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Google Discoverのトラフィックは、検索よりも変動が激しい。グーグル公式の解説と、「Twitterに流れるDiscoverノウハウは信じちゃダメ」というSEO専門家のコメントで、Discoverへの正しい取り組み方を理解しよう。

今回のピックアップは、Discover関連の2記事だ。

ほかにも、「CSSのcontentプロパティとインデックス」「ウザい広告で検索順位低下?」「自動車販売用の構造化データ」などなど、今回もあなたのSEO力とWeb担当者力をアップさせる情報をお届けする。

  • グーグル公式「Discoverのトラフィックは変動するよ」SEOの主軸にするのは危険
  • 巷に出回っているDiscover最適化は間違いだらけ?
  • CSSの中のコンテンツをグーグルはインデックスしない
  • 構造化データの日時情報にはタイムゾーンも入れるべし
  • ウザイ広告があるとヘルプフルコンテンツアップデートで評価が下がる!?
  • 自動車販売専用のリッチリザルトをグーグルが導入
  • グーグルのSC活用方法が、ブログ記事→技術ドキュメントに格上げ
  • グーグルがコンテンツをどのように見ているかを確認する方法
  • Bing検索でリンクの否認はもう不要。AIが不自然リンクを正確に自動判別
  • GTMで、新しいGoogleタグを使ったGA4のタグ設定
  • Googleはクリックデータをランキングに使っているのか? 今でもリンクはトップ3のランキング要因なのか?
  • Google、パーソナルアシスタントとしてのAssistant with Bardを発表
※次回お休みのおしらせ: このコーナーは隔週更新のため、本来ならば次回の更新は11月10日ですが、1週間お休みさせていただき、次回更新は11月17日の予定です。
  1. 今週のピックアップ
    1. グーグル公式「Discoverのトラフィックは変動するよ」SEOの主軸にするのは危険 予測可能性や信頼性が低い (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    2. 巷に出回っているDiscover最適化は間違いだらけ? うかつに実行すると逆効果 (Lily Ray on X) 海外情報
  2. グーグル検索SEO情報①
    1. CSSの中のコンテンツをグーグルはインデックスしない DOMでアクセス可能であることがインデックスの条件 (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    2. 構造化データの日時情報にはタイムゾーンも入れるべし Googlebotのタイムゾーンは太平洋時間 (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    3. ウザイ広告があるとヘルプフルコンテンツアップデートで評価が下がる!? ユーザー視点が欠けている証拠 (Cyrus SEO & Glenn Gabe on X) 海外情報
  3. グーグル検索SEO情報②
    1. 自動車販売専用のリッチリザルトをグーグルが導入 まず米国、日本はまだだが今から対応してOK (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
    2. グーグルのSC活用方法が、ブログ記事→技術ドキュメントに格上げ 自分のレベルに合わせて実践しよう (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    3. グーグルがコンテンツをどのように見ているかを確認する方法 SEO Made Easyシリーズ第2弾 (Google Search Central on YouTube) 海外情報
    4. Bing検索でリンクの否認はもう不要。AIが不自然リンクを正確に自動判別 Google Search Consoleからもいずれ削除されるか? (Bing Webmaster Blog) 海外情報
    5. GTMで、新しいGoogleタグを使ったGA4のタグ設定 わかりやすいチュートリアル (アユダンテ株式会社) 国内情報
  4. 海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

今週のピックアップ

グーグル公式「Discoverのトラフィックは変動するよ」SEOの主軸にするのは危険 予測可能性や信頼性が低い (グーグル 検索セントラル) 国内情報

「Discoverからのトラフィックは大きく変動する」――これはグーグルが公式に明言していることだ。

グーグルの技術ドキュメントに、Discoverからのトラフィックが大きく変化することとその理由についての説明が追加された。

変化は主に次の3つの理由による(どれもサイト側で制御できない要因だ):

  • ユーザーの興味や関心の変化
  • 表示するコンテンツの種類のグーグルによる調整
  • グーグル検索のアップデートの影響

実際に、説明の冒頭でグーグルは次のように言っている:

Discover からのトラフィックは、キーワード検索からのトラフィックと比べて予測可能性や信頼性が低くなります。このような偶発的な要素を考慮し、Discover からのトラフィックは、キーワード検索のトラフィックの補完的なものと考える必要があります。

※強調は筆者による

アップデートに関しては、次のようにも言っている:

Discover のユーザー エクスペリエンスを改善するための Google の継続的な取り組みによって、コンテンツの質や公開頻度とは関係なく、サイトのトラフィックが変化する可能性があります。

サイト側に悪い原因が何もなかったとしても、Discoverからのトラフィックが激減することがありうる。つまり、Discoverの最適化は容易ではなく、「こうすれば必ずトラフィックが増加する・安定する」という施策はない。

もちろん通常のSEOにおいても絶対に成功する施策はないのだが、Discoverはさらにずっと難しいということだ。

Discoverからのトラフィックに依存したサイト運営は、いつ状況が急変するか読めない。通常のSEOをしっかり進めつつ、ソーシャルメディアや広告など別の複数の媒体からの集客方法も確保したい。

Discoverパフォーマンスレポート
毎日コンテンツを投稿している、あるサイトのDiscoverパフォーマンスレポート。起伏が非常に激しい。表示回数が爆増している日がときおりある一方で、ほぼゼロの日もある
★★★★☆
  • Discoverがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

巷に出回っているDiscover最適化は間違いだらけ? うかつに実行すると逆効果 (Lily Ray on X) 海外情報

Discoverの最適化は難しいと筆者の意見を述べたが、これに付随してリリー・レイ氏のX(Twitter)でのコメントを紹介したい。レイ氏は、米国のSEOコンサルタントだ。

Google Discover最適化のアドバイスがX(Twitter)で流れてきても、疑ってかかるようにしてください。

サイト所有者が利用できるデータは限られています。そして、「Discoverの仕組みがどうなっているのか・どうなっていないのか」を結論づけることは、少数のサイトの情報だけでは十分ではありません。

私はすでに多くの人がX(Twitter)で完全に誤った情報を共有しているのを見ています。

私たちのチームは、5年以上かけて、独自のツールと方法を使用して、Discoverがどのように機能するかを理解するために、何百ものドメイン名、何百万ものURL、何十億ものクリックにまたがるDiscoverデータを分析してきました。

その分析でDiscoverがどのように機能するかを理解しようとしてきましたが、DiscoverはSEOよりもずっとずっとずっとブラックボックスであり、何も保証できないことがわかっています(これは私たちの監査の最初ほうで詳しく説明しています)。

X(Twitter)では、Discoverの誇大宣伝や誤った情報が山火事のように広まっています。注意してください。なぜなら、Discoverの仕組みを理解せず悪いアドバイスに従うと、

  • コアアップデート
  • ヘルプフルコンテンツ アップデート
  • 手動対策(Discoverで蔓延している)
  • Googleの検索結果でサイトを恒久的に降格させる可能性のあるその他の問題

によって、サイトがひどい状態になってしまう可能性が非常に高いからです。

※筆者注:レイ氏の発言は一連のスレッドになっている。元の投稿はXで確認してほしい

レイ氏の発言は次の2点に集約できるだろう:

  • Discoverのアルゴリズムは解き明かされておらず、最適化は困難
  • 特にX(Twitter)で出回っている情報は間違いだらけで、うかつに取り入れるとDiscover以外も巻き込む悪影響が出ることも

レイ氏は腕利きのSEOコンサルタントだ。筆者は、彼女のセッションを何度も聞いたし、ブログ記事も必ず読む。直接話したこともあり(インタビュー含む)、彼女の知識とスキル、経験は保証する。そんなレイ氏が言うことだから、信頼できる見解だ。

★★★★☆
  • Discoverがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグル検索SEO情報①

CSSの中のコンテンツをグーグルはインデックスしない DOMでアクセス可能であることがインデックスの条件 (グーグル 検索セントラル) 国内情報

ウェブエンジニア向けにSEOの基礎を説明する技術ドキュメントで、ページの内容をグーグル検索が認識できるようにするために大切な構成に触れるセクションに次の項目が追加された:

テキストコンテンツがDOMでアクセス可能であることを確認してください。

たとえば、CSSのcontentプロパティで表示しているコンテンツはDOMの一部ではないため、現時点のグーグル検索は無視します。装飾的なコンテンツにcontentプロパティを使用するのは問題ありませんが、グーグル検索はこのコンテンツをインデックスしない場合があります。

※筆者注: この記事を書いている時点で日本語記事は未更新のため、訳は筆者による

つまり、CSSで記述されたコンテンツ(文字情報)は、テキストであっても画像であってもインデックスの対象にはならない。インデックスさせるコンテンツは、レンダリング後のDOMに存在する必要がある。

★★★★☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

構造化データの日時情報にはタイムゾーンも入れるべし Googlebotのタイムゾーンは太平洋時間 (グーグル 検索セントラル) 国内情報

構造化データに日付などの情報を記載する場合の注意点をお伝えする。

具体的な注意点に進む前に、まず前提情報がある。Googlebotを解説する技術ドキュメントに次の一文が追加された:

米国の IP アドレスからクロールする場合、Googlebot のタイムゾーンは太平洋時間です。

つまり、Googlebotは太平洋時間を基準にする。太平洋時間と日本時間の時差は16時間だ(夏時間の期間の時差は17時間)。言い換えれば、日本時間は太平洋時間よりも16時間進んでいる。ログを見るときなどに認識しておこう。

この情報自体は知っていた人もいることだろうし、すべてのウェブ担当者に重要な情報ということでもない。

だが、Googlebotのタイムゾーンの明文化にあわせて、技術ドキュメントの「記事(ArticleNewsArticleBlogPosting)の構造化データ」ページで、datePublishedプロパティとdateModifieプロパティの説明に重要な一文が加わった:

タイムゾーン情報を提供することをおすすめします。提供されない場合は、デフォルトで Googlebot が使用するタイムゾーンが適用されます。

datePublished(公開日時)やdateModified(更新日時)に記述する値にタイムゾーンを指定していないと、日本時間ではなく太平洋時間としてグーグルに認識されるということだ。

日本標準時は、協定世界時(UTC)より9時間進んでいる。2023年10月27日午前7:00なら、datePublishedプロパティを次のように記述する:

"datePublished": "2023-10-27T07:00:00+09:00"
※筆者補足:記述フォーマットはISO 8601に従う

グーグルに日時を正確に知らせたい場合は、構造化データ内の日時情報にタイムゾーンを指定しておこう。

★★★★☆
  • 記事構造化データを実装しているすべてのWeb担当者 必見!

ウザイ広告があるとヘルプフルコンテンツアップデートで評価が下がる!? ユーザー視点が欠けている証拠 (Cyrus SEO & Glenn Gabe on X) 海外情報

2023年9月のヘルプフル コンテンツ アップデートでは、広告のせいでUXが悪くなっているサイトに影響が出た傾向がある――そうしたグレン・ゲイブ氏の分析を、前回お伝えした。

サイラス・シェパード氏も同じ見解のようだ。ゲイブ氏と同様に腕利きのSEOコンサルタントであるシェパード氏は、次のように述べている:

「Googleのヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)で打撃を受けた」と私に相談してきたサイトの80%は、ある共通点を持っていた。

すべてMediavineやAdthriveなどの広告を採用しており、ユーザーのスクロールを追跡してメインコンテンツを覆い隠すように広告を表示している。

これは単なるグーグルのコンテンツアップデートではなかった。UXアップデートでもあった。

※筆者補足: Mediavine(メディアヴァイン)とAdthirve(アドスライブ、現Raptive)は、どちらも海外の広告配信プラットフォーム

重要なポイントは「(広告が)メインコンテンツを覆い隠している」という点だろう。

メインコンテンツの邪魔になる広告に関しては、グレン・ゲイブ氏もコメントしている。

アドセンスには、「全面広告(全画面広告、ビネット広告)」という広告フォーマットがある。ページを移動するとき(または再訪問したとき)に、画面全体に表示される広告だ。

この全面広告について、ゲイブ氏は次のようにコメントしている:

全面広告は、最も迷惑で邪魔な広告の一種だ。9月のヘルプフル コンテンツ アップデートでダメージを受けたサイトを分析しているときに、これらの広告の例をたくさん見た。ユーザーをいらつかせてはいけない。うまくいかないだろう。

シェパード氏とゲイブ氏の分析から判断すると、「煩わしいとユーザーが感じる広告」がマイナス要因になっている可能性はある。

しかし、単なる相関関係かもしれない。ウザい広告を掲載しているサイトは、収益ファーストでありユーザーファーストの視点が欠けている。したがって、コンテンツもユーザーファーストではない可能性が高い。役に立たないコンテンツばかりなので、ヘルプフルコンテンツアップデートで評価を下げられたとも考えられる。

いずれにしても、コンテンツ・UXともにユーザーファーストでなければ、グーグル検索では評価が落ちる時代になってきていることは間違いない。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!
グーグル検索SEO情報②
  • 自動車販売専用のリッチリザルトをグーグルが導入
  • グーグルのSC活用方法が、ブログ記事→技術ドキュメントに格上げ
  • グーグルがコンテンツをどのように見ているかを確認する方法
  • Bing検索でリンクの否認はもう不要。AIが不自然リンクを正確に自動判別
  • GTMで、新しいGoogleタグを使ったGA4のタグ設定
海外SEO情報ブログの掲載記事から
  • Googleはクリックデータをランキングに使っているのか? 今でもリンクはトップ3のランキング要因なのか?
  • Google、パーソナルアシスタントとしてのAssistant with Bardを発表

グーグル検索SEO情報②

自動車販売専用のリッチリザルトをグーグルが導入 まず米国、日本はまだだが今から対応してOK (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報

車両リスティングの構造化データをグーグルがサポートするようになった。自動車ディーラーは、この構造化データでウェブページをマークアップすると、自動車に関する基本的な情報と在庫状況を検索結果に表示できる。

それっぽいクエリで検索してみたが、実際の車両リッチリザルト表示は確認できなかった。次のようなイメージのリッチリザルトになるらしい:

車両リスティングのリッチリザルト

車両リスティングのリッチリザルトは、まず米国での導入だ。日本でも利用できるようになったらすぐ表示できるように、今から構造化データでマークアップしておくといいかもしれない。構造化データの詳細は技術ドキュメントで確認できる。

正しくマークアップできているかどうかはリッチリザルトテストで検証しよう。構造化データがグーグルに認識されればSearch Consoleのレポートにも出てくる。

車両リスティングのリッチリザルト拡張レポート
★★★☆☆
  • 自動車販売のすべてのWeb担当者 必見!

グーグルのSC活用方法が、ブログ記事→技術ドキュメントに格上げ 自分のレベルに合わせて実践しよう (グーグル 検索セントラル) 国内情報

Search Consoleの解説記事を2本、以前にこのコラムで紹介した。グーグル検索セントラルブログに投稿されたものだ:

これらのブログ記事が、編集を加えて技術ドキュメントとしてあらためて公開された。ブログ記事は時間の経過とともに埋もれてしまいがちだが、技術ドキュメントであれば目に留まりやすい。

再掲載された技術ドキュメントのタイトルは次のとおりだ:

検索トラフィック減少の分析は比較的 初級者向けで、Search Consoleのバブルチャート作成はやや上級者向けだ。自分のスキルレベルに合わせて実践したい。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルがコンテンツをどのように見ているかを確認する方法 SEO Made Easyシリーズ第2弾 (Google Search Central on YouTube) 海外情報

グーグルの「SEO Made Easy(SEOなんて難しくない)」動画シリーズの第2弾を紹介する。グーグルのマーティン・スプリット氏がYouTubeで始めたシリーズだ。

今回のテーマは「グーグルがコンテンツをどのように見ているかを確認する方法」だ(ちなみに、1回目のテーマは「検索結果のサイト名を修正する方法」だった)。

スプリット氏による解説の日本語訳は次のとおりだ:

こんにちは、「SEO Made Easy」へようこそ。今日は、グーグル検索があなたのコンテンツをどのように見ているかを確認する方法についてお話しします。これにより、サイトの状況をよりよく把握できるようになります。

グーグル検索が、あなたのページを認識しているかどうか不安なとき、グーグル検索でsite:検索演算子を使って手早くチェックすることがあるかもしれません。これでうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。なぜなら、site:検索はそのための仕組みではないからです。

site:検索

場合によっては、コンテンツやコンテンツの一部をグーグルがちゃんと認識しているか確認したいと思うでしょう。そのときにグーグルがキャッシュされたページの情報を確認しようとする人も多いのですが、この方法にもいくつか問題があります。

Google検索のキャッシュ

ページがインデックスされているかどうかを確認するには、Search ConsoleのURL検査ツールを使います。知りたいページのURLを指定すると、次のような情報を確認できます:

  • ページがインデックスされているかどうか
  • グーグルが採用した正規URLはどのURLか
Search Console

ページを更新したときなどは、URL検査ページの右上にある[公開URLをテスト]を実行すれば、グーグルがあらためてクロールしたらコンテンツがどう見えるかを確認できます。

Search Console Screen Shot
[公開URLをテスト]を実行してから、「ライブテスト」に切り替えて[テスト済みのページを表示]>[スクリーンショット]

詳しくは元動画で確認してほしい。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

Bing検索でリンクの否認はもう不要。AIが不自然リンクを正確に自動判別 Google Search Consoleからもいずれ削除されるか? (Bing Webmaster Blog) 海外情報

Bingウェブマスターツールの「リンクの否認」ツールが終了することを、マイクロソフトがBingブログで発表した。削除理由を簡潔にまとめると次のとおりだ:

AI技術の進歩により、リンクのコンテキスト・意図・そのソースの信頼性と権威を、より深く理解できるようになりました。そのため自然なリンクと不自然なリンクを自動的に区別し、ウェブサイトのパフォーマンスに影響を与える可能性のある低品質のリンクを自動的に無視できるようになっています。

サイト管理者はリンクを手動で監査および否認する必要がなくなり、時間とリソースを節約できます。

一言で言えば「AIによる不自然リンクの自動検出が十分に信頼できる精度になった」ということだ。

Bing Webmaster Tool Disavow Links Feature

グーグルは、Search Consoleのリンク否認ツールを依然として提供している。しかし、近いうちにグーグルも廃止するのではないかと筆者は予想する。もっとも、否認ツールを利用できる今であっても、手動の否認が必要となるケースはほぼないように思う。ここ1~2年は、身に覚えのないスパムリンクによる悪影響の話をまったく聞かない。

★★★☆☆
  • Bing SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

GTMで、新しいGoogleタグを使ったGA4のタグ設定 わかりやすいチュートリアル (アユダンテ株式会社) 国内情報

グーグルタグマネージャで、GA4タグの設定方法が変わった。以前は「Googleアナリティクス: GA4設定」だったものが「Googleタグ」になったのだ。新しいGoogleタグを使ったGA4のタグ設定方法について、アユダンテの西村彰悟氏が解説した。

解説の構成は次のとおりだ。

  1. GA4設定タグ→Googleタグでの変更点
  2. 新しくなったGoogleタグの解説
    1. Googleタグの各設定項目についての解説
      1. タグID
      2. 設定
      3. 共有イベントの設定
      4. 複数のイベントで共通で使うパラメータは「イベントの設定変数」にまとめる
  3. 新しくなったGA4イベントタグの解説
    1. GA4イベントタグの設定項目についての解説
      1. 測定ID
      2. イベント名
      3. イベントパラメータ
      4. ユーザープロパティ

キャプチャも挿入していて、わかりやすいチュートリアルになっている。タグマネージャを利用している人は参考にするといい。

★★★☆☆
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