グーグルDiscoverの掲載判断には検索のランキング要因と同じものが多い【SEO情報まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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SEO担当者のなかには「Google Discoverからのトラフィック獲得」が役割の人もいるだろう。今回は、そんなDiscover最適化に役立つ情報をお届けする。要は、「SEOをイマドキの形でやればDiscoverにも好影響」というものだ。

ほかにも、Discoverにも関係する検索評価要因の「誰が・どのように・なぜ」公式情報や、SC+BigQuery、クロール頻度調整、AIチャット、オフィスアワーなどなど、あなたのSEO力(とデジタルビジネス力)に役立つ情報をまとめてお届けする。

  • グーグルで上位表示するには「誰が・どのように・なぜ」を明確に表現する
  • SCから大量データをBigQueryに毎日エクスポートできる機能が登場
  • クロール頻度の抑制に404を使ってはいけない
  • グーグル画像検索でEXIF使ってる? ⇒ 使ってないよ!
  • AIチャットはウソつき!? でっちあげが得意!? 使い方に要注意
  • 2023年2月の2回目のオフィスアワー: robots.txtでのクロール制御、ステージングサイトのインデックス登録、動画SEOのベストプラクティスほか
  • 英語版グーグルオフィスアワー28項目の日本語版文字起こし
  • レシピサイトなのにレシピ情報はほんの少し、大部分が広告のサイトっていったい
  • 2023年「コンバージョン最適化」は死語になる? ユーザー行動もVUCAの時代か
  • Google、2023年2月のプロダクトレビューアップデートを展開開始、英語以外の言語にも初適用
  • Google、リンクのベストプラクティスを更新。アンカーテキスト、内部リンク、外部リンクに関するアドバイスを追加
  1. 今週のピックアップ
    1. グーグルDiscoverの掲載判断には検索のランキング要因と同じものが多い 検索の最適化はDiscoverの最適化にもつながる (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    2. グーグルで上位表示するには「誰が・どのように・なぜ」を明確に表現する Who・How・Whyの3要素でコンテンツを精査 (グーグル 検索セントラル) 国内情報
  2. グーグル検索SEO情報①
    1. SCから大量データをBigQueryに毎日エクスポートできる機能が登場 超大規模サイト向け (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
    2. クロール頻度の抑制に404を使ってはいけない 意味がないし、トラブルの原因にも (グーグル 検索セントラルブログ) 国内情報
    3. グーグル画像検索でEXIF使ってる? ⇒ 使ってないよ! IPTCは使ってる (Gary Illyes & John Mueller on Twitter) 海外情報
  3. グーグル検索SEO情報②
    1. AIチャットはウソつき!? でっちあげが得意!? 使い方に要注意 未知の情報を聞いてはいけない (日経クロステック) 国内情報
    2. 2023年2月の2回目のオフィスアワー: robots.txtでのクロール制御、ステージングサイトのインデックス登録、動画SEOのベストプラクティスほか 今回は質問多し (グーグル ポリシー オフィスアワー on YouTube) 国内情報
    3. 英語版グーグルオフィスアワー28項目の日本語版文字起こし 28個の質問にグーグル社員が回答 (グーグル 検索セントラル) 国内情報
    4. レシピサイトなのにレシピ情報はほんの少し、大部分が広告のサイトっていったい ユーザーが求めているものを中心に据える (Matt Shirley on Twitter) 海外情報
    5. 2023年「コンバージョン最適化」は死語になる? ユーザー行動もVUCAの時代か 業界第一人者も明確な答えを導き出せていない難問題 (アナリティクス アソシエーション) 国内情報
  4. 海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

今週のピックアップ

グーグルDiscoverの掲載判断には検索のランキング要因と同じものが多い 検索の最適化はDiscoverの最適化にもつながる (グーグル 検索セントラル) 国内情報

  • Discoverの掲載判断
  • Google検索での評価

この2つで、共通する多くのシステムや要因(シグナル)を利用していることを、グーグルがドキュメントに明示した。

共通していると示しているのは、次の2点:

いずれも、Discoverと検索を解説した次の2つのドキュメントで言及している:

たとえばDiscoverのドキュメントは次のように記載している:

Discover は、Google 検索の一部として、検索が使用するのと同じシグナルとシステムの多くを利用して、ユーザー第一の有用なコンテンツを判断します。そのため、Discover に表示されるようにしたいと考えている方は、Google のアドバイスを参考に、ユーザー第一の信頼できる有用なコンテンツを作成してください。

以前は次のように記載していた:

Google の自動システムは、専門性が高く(Expertise)、権威があり(Authoritativeness)、信頼できる(Trustworthiness)(E-A-T)ページが多くあるサイトのコンテンツを Discover に表示します。この E-A-T の改善をお考えの場合は、Google 検索のアップデートに関してサイト所有者が知っておくべきことに記載されている質問に対して自己評価をされることをおすすめします。検索と Discover は異なるサービスですが、それらのコンテンツに適用される E-A-T に関する原則はほぼ同じです。

ヘルプフル コンテンツ システムのドキュメントには、次の引用内に強調した箇所が追加された:

システムでは、サイト全体のシグナルが生成され、ウェブページのランキングに影響するシグナルの一つとして扱われます(これにはDiscoverも含まれます)

※筆者注: この記事を書いている時点では日本語ドキュメントは未更新

つまり、ヘルプフル コンテンツ システムはDiscover掲載にも用いられるのだ。

Discoverのランキング要因が変わったということではないので誤解してはいけない。「ユーザーの能動的な意図をふまえた検索」と「特定の意図をふまえずに情報をユーザーに提示するDiscover」では、異なる判断基準がある。しかし、検索で高く評価されるようにコンテンツを作成することが、Discoverでの掲載確率を高めることにもつながることは認識しておくといいだろう。

※共通する2つの要因として示したうちの1つ「有用で信頼できるユーザー第一のコンテンツ」に新たに加わった「誰が・どのように・なぜ」についても、この下で詳しく解説している。そちらも参照してほしい。

★★★★☆
  • Discover最適化がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルで上位表示するには「誰が・どのように・なぜ」を明確に表現する Who・How・Whyの3要素でコンテンツを精査 (グーグル 検索セントラル) 国内情報

有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツを作成するためのガイダンスを解説するドキュメントに次のセクションが追加された。

グーグル検索で高く評価されるための方法に、「誰が・どのように・なぜ」という観点からコンテンツを精査することをこのセクションは推奨している。

これら 3要素の内容を一言で説明すると、次のようなものだ:

  • 誰が(Who)―― コンテンツの著者が誰であるか(著者名や、そのバックグラウンドや専門分野についての情報などの情報を、コンテンツ内に含める)

  • どのように(How)―― そのコンテンツをどのように作ったか(レビューで試した商品数、自動化やAIの使用についての情報などの情報を、コンテンツ内に含める)

  • なぜ(Why)―― なぜそのコンテンツを作ったか、その目的や意図(ユーザーのニーズに応える意図でなければ再考の必要あり)

これらの要素をコンテンツ内で明確に示していたり正しく評価できたりする場合、ユーザーにとってより有用な情報となり、Googleの検索システムによって高く評価される可能性が高くなる。

詳細をドキュメントで必ず確認しておこう。

ただし、「コンテンツを評価する」という流れだが、次のように3点で少し軸が違う点がわかりづらいので注意:

  • 「誰が」「どのように」は、問い掛けとコンテンツ内での明示
  • 「なぜ」は、問い掛けと確認
★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

グーグル検索SEO情報①

SCから大量データをBigQueryに毎日エクスポートできる機能が登場 超大規模サイト向け (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報

Search Consoleに「一括データ エクスポート」が新機能として追加された。この機能を使うと、Search ConsoleからGoogle BigQueryに毎日継続的にデータをエクスポートできる。検索パフォーマンスのデータが対象だ。

一括データ エクスポートには、1日のデータ件数制限を受けないという大きな長所がある。Search Consoleから直接ダウンロードするデータやSearch Console APIには、上限がある。1日に何万ものクエリから何万ページにも検索トラフィックがあるような超大規模サイトには、BigQueryへのエクスポートは非常に有用な機能と言える。

具体的な設定方法はブログ記事とヘルプ記事で確認してほしい。

プリンシプルの木田氏が2分の動画で設定手順を解説している。全体の流れをこちらの動画で事前に把握しておくのもいいだろう。

★★★☆☆
  • 大規模サイトのすべてのWeb担当者 必見!
  • 技術がわかる人に伝えましょう

クロール頻度の抑制に404を使ってはいけない 意味がないし、トラブルの原因にも (グーグル 検索セントラルブログ) 国内情報

Googlebotのクロール頻度の制御に403や404を使用してはいけない

検索セントラルブログでグーグルはこのように注意喚起した。

背景にあるのは、「Googlebotのクロール頻度を下げることを意図して404やその他の400番台のHTTPステータスコードを返すサイトやCDNが増えている」ことだ。

そもそも、400番台のステータスコードは「クライアント側(ブラウザやGooglebot)のエラー」を意味するものであり、サーバー側の問題を意味しない。言い換えれば「クロール過多で高負荷がかかっている」というシグナルにはならない。つまりクロール頻度には影響しない。

筆者注: 例外は429429はクロール頻度に影響する(が、推奨される方法ではない)

また、不適切な404は場合によってはトラブルの原因にもなる。

クロール頻度を抑えるための最も適切な方法は、Search Consoleからのクロール頻度の設定だ。もしくは、1日〜2日程度の短期間であれば、500503429のHTTPステータスコードを返すという方法も使える。

404などの4xxによるクロール制御の設定に心当たりがあるなら、ブログ記事で詳細を確認してほしい。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

グーグル画像検索でEXIF使ってる? ⇒ 使ってないよ! IPTCは使ってる (Gary Illyes & John Mueller on Twitter) 海外情報

グーグルの画像検索では、画像が持つ情報としてEXIFデータを使っているのだろうか?

画像検索の上位表示にEXIFデータは役に立つのだろうか?

答えはノーだ。グーグルは画像検索でEXIFデータを使っていない。ずっと以前はEXIFデータを検索結果に表示したこともあったらしいが、かなり昔の話だ。また、EXIFデータを利用する可能性もありうると言及していた時期もあったが、現在は利用していないとのことである。

グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏が明言している:

どこかに明記していたはずだが、現時点でグーグルは検索でEXIFメタデータを使っていない。

グーグルはEXIFデータを利用していないが、画像のメタデータを一切使っていないわけではない。というのも、グーグルはIPTCデータをライセンス情報表示のために利用しているのだ。画像最適化の手段としてのIPTC利用をジョン・ミューラー氏は推奨している。

サイトで利用している画像が一般的な検索でヒットするなら、ライセンス情報の付与を検討してみるといい。

画像のライセンス情報は、次のどちらかで付与できる:

画像検索からのトラフィックを重視しているなら、EXIFではなく、画像ファイルのIPTCややHTML構造化マークアップを利用してみるといいだろう(ライセンス情報しか含められないが、著作物の権利を示すのは情報の出し手としては正しい姿勢だ)。

★★★★☆
  • 画像SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグル検索SEO情報②
  • AIチャットはウソつき!? でっちあげが得意!? 使い方に要注意
  • 2023年2月の2回目のオフィスアワー: robots.txtでのクロール制御、ステージングサイトのインデックス登録、動画SEOのベストプラクティスほか
  • 英語版グーグルオフィスアワー28項目の日本語版文字起こし
  • レシピサイトなのにレシピ情報はほんの少し、大部分が広告のサイトっていったい
  • 2023年「コンバージョン最適化」は死語になる? ユーザー行動もVUCAの時代か
海外SEO情報ブログの掲載記事から
  • Google、2023年2月のプロダクトレビューアップデートを展開開始、英語以外の言語にも初適用
  • Google、リンクのベストプラクティスを更新。アンカーテキスト、内部リンク、外部リンクに関するアドバイスを追加

グーグル検索SEO情報②

AIチャットはウソつき!? でっちあげが得意!? 使い方に要注意 未知の情報を聞いてはいけない (日経クロステック) 国内情報

前回のこのコラムのトップでAIチャットを取り上げた。こちらの質問に何でも答えてくれる(少なくとも回答はだしてくれる)AIチャットは近未来的なツールだ。

しかしながら、AIチャットの使い方に警鐘を鳴らす声もある。理由は信頼性に不安があるからだ。米Meta(メタ)のAI研究責任者のヤン・ルカン氏は、次のようにコメントしているそうだ:

※コメント内の「LLM」とは「大規模言語モデル」のことで、いまの自然言語AIの仕組みを指す

LLMはでっち上げをしたり、近似的な回答をしたりする

LLMの欠点は人間のフィードバックによって軽減できるが、修正はできない

LLMを検索エンジンなどのツールに統合するのは容易ではない

so.laの辻氏も同様の懸念を抱いており、Bingチャットが生成した誤情報の例をいくつか挙げて指摘している。

※笑える作り話もあるが、人の人生や生命に関わる重大な誤情報も生成している

グーグルが近々公開予定のBard(バード)も、実は、PR向けのデモ画面で間違った情報を提供してしまっている。

「米航空宇宙局(NASA)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による新発見を9歳の子供に説明してください」との質問に対するBardの回答、「JWSTは太陽系外に存在する惑星の写真を初めて撮影しました」が誤っていると専門家が指摘した

では、自然言語AIは使い物にならないのだろうか。先のルカン氏は、未知の情報をAIチャットに聞くべきではないとしている。現時点ではそうした使い方ではなく、文章執筆補助に留めるべきだと主張している。

たとえば次のようなタスクならば、いまのAIも問題なく利用できる:

  • 長文を要約する

  • 文章に含める内容をユーザーが箇条書きで指定したうえで、流ちょうな文面を生成する

※後者の手法は日本では「深津式プロンプト・システム」という名称で、自然言語AIをうまく活用する手法として注目を集めている。

こうしたタスクであれば、AIチャットの出力内容をユーザーが検証できるからだ。反対に、ユーザーが正誤を判断できない用途には向いていない。

ChatGPTもBingチャットも、そしておそらくBardも、とてつもなく便利なツールだ。しかし現時点では、その使い方と情報の信頼性には十分に注意して使いたい。

★★★★☆
  • AIチャットを利用する、すべてのWeb担当者 必見!

2023年2月の2回目のオフィスアワー: robots.txtでのクロール制御、ステージングサイトのインデックス登録、動画SEOのベストプラクティスほか 今回は質問多し (グーグル ポリシー オフィスアワー on YouTube) 国内情報

2023年2月の2回目のグーグル ポリシー オフィスアワーを紹介する。金谷氏と小川氏が回答、アドバイスしたのはこちらの質問だ:

  • クロールブロックしているページの評価(5:03
  • robots.txt でクロールの制御(9:05
  • ステージングのドメインの登録(12:34
  • Search Console 内インデックス数の激減(14:44
  • Search Console と実際の検索結果の乖離(17:42
  • 大量ドメインからの覚えのない被リンクの影響(18:33
  • 「見つかりませんでした(404)」ページ急増(21:25
  • フリーワード検索ページに大量の無関係 URL(24:35
  • HTTPS URL として認識するページ数の乱高下(26:53
  • ショート動画枠に表示させる方法(30:25
  • 動画の SEO ベストプラクティス(30:47
  • sitemap.xml の置き場所(32:34
  • 構造化データのガイドライン(33:42
  • ホスト貸しのサイトを通報する(35:54
  • 専門性の評価(39:21
  • サイトが検索結果に表示されない(41:25
  • MFI 移行が進む中での SEO 対策(42:00

今回はたくさんの質問が取り上げられた。興味深いものも含まれているのではないだろうか。気になるものはそこから視聴できるようにリンクしてある。通しでの視聴用に録画も埋め込んでおく。

ちなみに、このGoogleポリシーオフィスアワーは、(諸般の事情で)終了となった。今後に関して小川氏がTwitter上でアンケートを実施しているので、興味がある人は回答しておくといいだろう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

英語版グーグルオフィスアワー28項目の日本語版文字起こし 28個の質問にグーグル社員が回答 (グーグル 検索セントラル) 国内情報

2023年1月の英語版オフィスアワーを文字起こししたコンテンツの日本語訳が公開された。取り上げられているのは次の 28 個の質問だ:

  • メタキーワードは重要ですか?
  • ブランド名がそのまま表示されないのはなぜですか?
  • サイトマップの lastmod として、どの日付を使用すればよいですか?
  • ニュース サイトマップと一般的なサイトマップを両方使用できますか?
  • 関連性のない検索エントリについて何かできることはありますか?
  • サイトの説明文が表示されないのはなぜですか?
  • 中古ドメインのスパムスコアを修正するにはどうすればよいですか?
  • ポルノサイトのスパムリンクはランキングに悪影響を与えますか?
  • Google はキーワード密度を使用しますか?
  • タイトルがメタ ディスクリプションと混同されているのはなぜですか?
  • ステージング サブドメインを削除するにはどうすればよいですか?
  • リンクを否認するとサイトのランクが上がりますか?
  • サイトを移転する最善の方法を教えてください
  • 私のサイトが Google に表示されないのはなぜですか?
  • モバイル版が Google に表示されるようにするにはどうすればよいですか?
  • 同じ名前の競合他社のソーシャル アカウントが表示されるのはなぜですか?
  • URL の削除がうまくいかない理由を教えてください
  • サービス ウェブサイトではどの構造化データを使用すればよいですか?
  • コンテンツがインデックスに登録されないのはなぜですか?
  • 古い移転済みの URL を検索で無視されるようにできますか?
  • Search Console の確認機能は検索に影響しますか?
  • 翻訳したコンテンツが Google に表示されないことがあるのはなぜですか?
  • 画像の URL の深さはランキングに影響しますか?
  • hreflang クラスタの一部に不具合があった場合どうなりますか?
  • サイトワイド フッターリンクは悪いものなのですか?
  • サイトの移転を早めるにはどうすればよいですか?
  • m-dot サイトの PC 版とモバイル版をリンクさせるにはどうすればよいですか?
  • EXIF データはどの程度重要ですか?

チューリッヒのグーグルに拠点を置く次の3氏がこれらの質問に簡潔に回答している:

  • ジョン・ミューラー氏
  • ゲイリー・イリェーシュ氏
  • リッジィ・サースマン氏

非常に多くの質問があるので、あなたの関心を引くものが必ずあるに違いない。回答をチェックしよう。

★★★★★
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

レシピサイトなのにレシピ情報はほんの少し、大部分が広告のサイトっていったい ユーザーが求めているものを中心に据える (Matt Shirley on Twitter) 海外情報

レシピサイトのコンテンツ構成を皮肉ったツイッター投稿を紹介したい。

左が「レシピサイトに期待する内容」で、100%レシピ情報

右が「レシピサイトの現実」で、次のような構成:

  • 料理の写真
  • 料理の歴史詳細
  • だれかが料理を作っている15分の動画
  • 筆者の料理との経験
  • 広告(これが半分以上)
  • レシピ(全体のわずかな部分)

レシピを解説するというページは広告が大部分を占めており、肝心のレシピはコンテンツ全体の数%だったという。

筆者も同じような経験をレシピサイトでしたことがある。作り方に入る前に、その料理の歴史や料理人のプロフィールが長々と続き、ページ中程からようやくレシピが始まる。

レシピサイトに限ったことではないが、まず考えるべきは「ユーザーが何を求めてそのページを訪問したのか」だ。求めているものを中心に据え、さらにすぐに見つかるようにすることは、ユーザー体験の改善において極めて重要だ。グーグルが推奨しているユーザーファーストのコンテンツアプローチにも通じる。

(とは言うものの、こうしたコンテンツが増えた原因の1つが「こうしたコンテンツにすればグーグルが上位に表示する」という認識が広がってしまっていたことだというのが悩ましいところだが)

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

2023年「コンバージョン最適化」は死語になる? ユーザー行動もVUCAの時代か 業界第一人者も明確な答えを導き出せていない難問題 (アナリティクス アソシエーション) 国内情報

アナリティクス業界の第一人者である大内範行氏が、こんな言葉とともに2023年のアナリティクス方向性を語っている:

コンバージョンを見て最適化するやり方って、もう終わってる?

そのコラムのタイトルは「2023年 コンバージョン最適化を死語にしよう」。

これだけ見ると「どういうこと?」と違和感を覚える人が多いかと思うが、大内氏は決してコンバージョン最適化を否定しているわけではない。そうではなく、次のような問題提起をしているのだ:

  • ユーザー行動はどんどん多様化している(動画・音声・ソーシャルなどなど)

  • そうした行動は、昔ながらの「ネット上で取得できるデータ」でのユーザー行動分析やコンバージョン測定では把握できなくなっている

  • これまでと同様のデータだけでこれまでと同様にデータを分析していたら、実際のユーザーのメディア接触行動と逆行する施策判断になってしまいかねない

ではどうすればいいのかというと、大内氏も明確な答えを導き出せていない。それでも、現時点での方向性を次のように示している:

  1. CVや売上などの事業と直結するKPI/KGIは計測する

  2. タグやCookieで計測できる限界を理解し、限られたセグメントだけユーザー行動は引き続き計測する

  3. 上記の限界を認識し、それ以外のメディアについて、個別にユーザー最適化を積み重ねていく。こちらの世界(行動を追えない世界)の方が増えていく。

つまり、「これまでのコンバージョン計測はもちろん続ける」としたうえで、そうした計測で把握できない部分については、個別にユーザー行動観察などをしながら最適化していくというわけだ。

これまでのコンバージョン計測方法が完全に無意味になったということではない。それはそれとして継続していくにしても、実際のユーザー(潜在顧客)の行動に合致した指標と計測方法に取り組む必要があることを、大内氏は指摘している。

現時点ではピンと来ない人もいるかもしれない。「ちょっと前からそうだし、今さら」という人もいるかもしれない。そういう人には、大内氏の次の言葉を届けたい:

この傾向は、何も今年からの話ではなく、ここ数年で徐々に顕著になり、2023年からの今後3年間で、急激に進んでいくと思います。

★★★★☆
  • アクセス解析もやってるすべてのWeb担当者 必見!
  • アクセス解析担当者に伝えましょう

海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

アルゴリズムアップデートとドキュメント更新の記事を今回はピックアップ。

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