MMD研究所は、「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を発表した。ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天の大手4キャリアのスマホ利用者36,535人が回答している。
月額料金(通信+通話+端末)平均は、大手4キャリアだと「8,913円」
まず「通信会社に支払っている通信料金の月額料金を把握しているか」を聞くと、把握していたのは82.4%だった。「端末を分割払いしている」という人は52.6%で、ほぼ半分でわかれる。
「支払っている月額料金(通信+通話+端末)」について聞くと、平均月額料金は大手4キャリアユーザーの場合「8,913円」、Rakuten UN-LIMITを除くを除いた大手3キャリアユーザーは「9,526円」だった。さらにオンライン専用プランユーザーのみで見ると「6,478円」、キャリアサブブランドユーザーは「5,072円」、MVNOユーザーは「3,889円」と、ほぼ1,000円単位の幅で棲み分けがされている。
ここ2年の推移を見ると前年2021年に最低値を迎え、2022年は2021年との比較で、大手3キャリアユーザー(Rakuten UN-LIMITを除く)は1,055円増、キャリアサブブランドユーザーは400円増、MVNOユーザーは48円増と、いずれも増加している。
なお通信会社に端末料金を分割で支払っている22,240人に「端末の月額料金」を聞くと、大手4キャリアユーザー(Rakuten UN-LIMITを含む)(n=10,934)は「2,000円~3,000円未満」21.5%が最多、端末の月額料金の平均は「4,230円」だった。なお大手3キャリアユーザー(n=10,154)では、端末の月額料金の平均は「4,376円」だった。
「契約している月間のデータ容量プラン」を聞くと、大手4キャリア(n=24,143)は「小容量(1GB以下~7GB)」46.6%、大手3キャリア(n=21,419)は「小容量(1GB以下~7GB)」49.9%が最多だった。
一方「直近で利用した月間のデータ容量」についても、大手4キャリアは「小容量(1GB以下~7GB)」57.6%、大手3キャリア(Rakuten UN-LIMITを除く)は「小容量(1GB以下~7GB)」56.6%が最多だった。
調査概要
- 【調査対象】スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2022年9月17日~22日
- 【有効回答数】36,535人
- 【大手4キャリア】ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天
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オリジナル記事:ケータイの平均月額(通信通話+端末)は平均で「8,913円」。楽天を除く3社だと「9,526円」に【MMD研調べ】
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