インターネット広告事業のサイバーエージェントは、商品が自ら動いて販売促進活動をする「自己推薦ロボット」の実用化に向けた実証実験を始める、と4月12日発表した。近鉄グループでスーパーマーケットを展開する近商ストアの店舗「ハーベスLINKS UMEDA店」(大阪市北区)で4月24日から7月末ごろまで実施し、さまざまな商品での自己推薦ロボットの効果を調べる。
実証実験は、自己推薦ロボットによる新たな販促手法の確立が目的。サイバーエージェントは自己推薦ロボットについて、商品に動く・話し掛けるなどの生命感を付与し、商品自らが機能や利便性を推薦しているように動くロボット、と定義。これまでの実験で来店客の興味・関心を高める効果が確認できた。今回、商品を入れ替えながら長期間実証して継続性を検証する。
実証実験するハーベスLINKS UMEDA店は、大阪・梅田の複合商業施設「LINKS UMEDA」の地下1階に位置する都市型店舗。近商ストアが運営する全37店舗の中でも先鋭的な要素があるといい、自己推薦ロボットを活用する販促手法と親和性が高いため、同店で実験する。サイバーエージェントは実証の結果に基づき、今夏に自己推薦ロボットを使ったトライアル販売を予定する。
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オリジナル記事:サイバーエージェントが商品自身が販促活動をする「自己推薦ロボット」の実証実験開始へ
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