デジオンは、「スマート家電のセキュリティ対策」に関する調査結果を発表した。デジオン製アプリの利用ユーザー1,055人が回答している。デジオンは「DiXiM」ブランドでネットワーク視聴アプリ、組み込み型セキュリティなどを提供する企業。
スマート家電のセキュリティ「不安だが対策していない」理由とは
まずスマートテレビやスマートスピーカーなどの「スマート家電」(PC/スマホ/タブレットを除く)について所有しているかを聞くと、72%が「所有している」と回答した。一方これら所有者に「ウイルス感染や個人情報漏えいといったセキュリティ面の不安はあるか?」と聞くと、「はい」46.1%、「いいえ」53.9%でほぼ半々だが、わずかに心配していないとした人のほうが多かった。
そこで「セキュリティ不安がある」と回答した人たちに、「スマート家電に対して、セキュリティ対策を導入しているか?」を聞くと、「対策している」は24.2%にとどまり、残る75.8%は特に対策をしていなかった。
さらに「不安を感じているのに対策していない理由」を聞くと、「どのような対策ができるか知らない」59.8%が圧倒的に多く、「利用時に気を付けるだけで十分」16.5%、「導入が面倒くさい」11.7%など、知識不足や誤解に基づく認識で、危険が放置されている現状が判明した。
IoT機器やスマート家電を狙った攻撃は増加・高度化しており、気を付けていれば安全という状況にはすでにない。今後はある程度の知識がユーザーも必須となるだろう。
調査概要
- 【調査対象】デジオン製アプリ利用ユーザー
- 【調査方法】インターネットアンケート調査
- 【調査時期】2023年3月8日~15日
- 【有効回答数】1,055人
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オリジナル記事:スマート家電のセキュリティ、不安があっても75.8%が「特になにもやってない」【デジオン調べ】
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