リモートワーク普及、サイバー攻撃の増加、個人情報保護法の改正が影響。
コトラは、「2024年以降のセキュリティ人材の求人情報・動向」に関する調査結果を発表した。同社におけるセキュリティ求人の受注数などを集計・分析している。
個人情報保護法の改正などで、体制強化が急務に
それによると、セキュリティ人材の求人数は、コロナショック以降大幅に増加しており、なかでも年収1,000万円以上の求人が急増しているという。要因としては、リモートワーク増によるセキュリティ対策ニーズ急拡大の影響が考えられる。また増加するセキュリティ求人のなかでも、2021年以降は、年収1,000万円以上の求人が目立つ。
一方業界別で見ると、2020年以降は事業会社およびSIerにおけるセキュリティ求人が増加。SIerでのセキュリティ求人については、従来は、エントリークラスの求人が多い傾向が見られたが近年は、ランサムウェア被害などの脅威リスク増加により、ハイクラス限定で採用するといったものも多く見られるようになっている。
また2022年4月の個人情報保護法改正を皮切りに、グローバルに展開するメーカーなどを中心にセキュリティ対策・統制の体制構築が強化されている。
調査概要
- 【調査方法】自社のセキュリティ求人の受注数などを集計・分析
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オリジナル記事:セキュリティ関連の人材、ニーズ急増でメーカーなど事業会社にも拡大【コトラ調べ】
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