エイスリーグループは、「タレント起用の広告が消費者に与える影響」に関する調査結果を発表した。Z世代(2024年度時点で20~28歳)・Y世代(2024年度時点で29~44歳)の男女112人が回答している。
なお本調査における「タレント」の定義は、「俳優、アイドル、お笑い芸人、インフルエンサー、VTuber、キャラクターなど、表舞台に立ち、タレント性を持つ人や物」とのこと。
影響を与えること1位は「タレントが実際に愛用している」が2割超
まず「タレントが起用された広告を見て、その商品やサービスのブランドをより好きになったことはありますか」と聞くと、「よくある」20.5%、「ややある」34.8%で、経験ありの人が半数を超えたが、「あまりない」22.3%、「まったくない」17.0%も一定数存在した。
ある派の62人に「どのジャンルのタレントが出演する広告で、その商品やサービスのブランドをより好きになりましたか」と聞くと、「アイドル」53.2%がやはり多く、「俳優」41.9%、「モデル」32.3%がそれに続いた。「キャラクター」「お笑い芸人」「アスリート」も人気だ。
次に「タレントが起用された広告を見て、商品やサービスのブランドをより好きになった理由」を聞くと、「タレントのファンだったから」50.0%、「タレントのイメージがブランドに合っていたから」46.8%、「タレント自身がブランド・商品・サービスを愛用していたから」46.8%といった声が多い。
さらに「商品やサービスのブランドをより好きになった結果、その商品やサービスの購入意欲は高まりましたか」と聞くと、「かなり高まった」29.0%、「やや高まった」64.5%と、9割超の購入意欲が高まっていた。なお「商品やサービスのブランドをより好きになった結果、その商品やサービスを購入したことがありますか」と聞くと、83.9%が「ある」と回答している。
あらためて全体に「タレントが起用された広告について、消費者のブランドへの好意度に、もっとも影響を与えるものは何であると思いますか」と聞くと、「タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか」20.5%が最も多く、「タレントとブランドのイメージが一致しているか」17.9%、「タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか」14.3%が続いた。やはり“作り物ではない愛着”がブランド好感度を高めるポイントのようだ。
調査概要
- 【調査対象】Z世代(2024年度で20~28歳)・Y世代(2024年度で29~44歳)の男女
- 【調査方法】オンラインアンケート(調査委託先:IDEATECH)
- 【調査時期】2024年9月11日~12日
- 【有効回答数】112人
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オリジナル記事:タレント起用広告はやっぱり好印象!「ブランドをより好きになった」人が6割【エイスリーグループ調べ】
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