oVice(オヴィス)は、「大企業社員の勤務形態」に関する調査結果を発表した。新型コロナウイルスの5類移行後に出社の割合が増えた大企業(従業員数1,000人以上)のハイブリッドワーカー109人が回答している。
出社とリモートワークが混在すると「連携が必要な社員と出社のタイミングが合わない」
まず出社する行為に意義を感じているかを聞くと、「とても感じている」29.4%、「やや感じている」45.9%で7割以上が肯定的だった。
一方で出社が増えたことで、仕事へのストレスは増えたか聞くと、「非常にそう思う」32.1%、「ややそう思う」45.9%と、7割近くがストレスを増加させている。業務の生産性についても、「やや下がった」20.2%、「とても下がった」5.5%と、一定数むしろ定価した人たちが存在する。
出社によるストレスが増加したという85人に理由を聞くと、「通勤時間が増加したため」75.3%、「ランチ代や交通費など支出の増加したため」56.5%、「プライベートの時間が減少したため」51.8%といった回答が多い。
また「出社とリモートワークが混在する環境において生じている問題」を全体に聞くと、「連携が必要な社員と出社のタイミングが合わない」45.9%、「オンライン会議を行うための、個別に隔離されたスペースがない(足りない)」37.6%、「フリーアドレスなどの導入で誰がどこにいるかわからない」36.7%といった不満があがった。
こうしたことから理想の出社頻度については、「フルリモートワーク」6.4%、「月1~2回出社」11.9%、「週1日出社」27.5%、「週2日出社」22.9%など、理想の出社頻度は「週の半分未満」となる人たちが7割近かった。
調査概要
- 【調査対象】5月8日の新型コロナウイルスの5類移行後に出社が増えた大企業(従業員数1,000名以上)に所属するハイブリッドワーカー
- 【調査方法】インターネット調査(調査機関:IDEATECH)
- 【調査時期】2023年6月12日~13日
- 【有効回答数】109人
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オリジナル記事:テレワーク終了、「出社の意義を感じる」人よりも「ストレス増加」という人が上回る【oVice調べ】
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