生成AIを使った悪質な偽動画への注意喚起が広がっている。
トドオナダは、生成AIを利用したフェイクニュースに関するウェブニュースの調査を発表した。
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岸田首相のフェイク動画をきっかけに記事数・PVが急上昇
まず、フェイクニュースに関するウェブニュースの記事数・PV・記事ツイートの推移を見ると、11月の記事数は前半だけで10月の約1.6倍、PVは2.4倍と急増していることがわかった。
※PV=仮想PV:Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字
※記事ツイート:記事のURLを含むツイートの数
より細かく見ると、記事数は11月に入ってから大きく増加しており、PVは岸田文雄首相の声と映像を使ったフェイク動画が報道された11月4日に急上昇していた。
「首相」の語を含むニュース数も11月頭に急増している。この動画を受けて、AIによるフェイク動画の法的な問題を提示・整理する専門的な記事も増えているようだ。
AI×フェイクニュース系記事のトレンドワードとしては、10月は「トム・ハンクス」さんが1位。自身の使われた広告について、無断使用のAI画像であると警告した。また11月は、悪質なフェイク動画の事例に関する報道が幅広い媒体で広がった。
調査概要
- 【調査期間】2023年8月15日〜2023年11月14日(Qlipperの記事確認日時)
- 【調査機関】自社調査
- 【調査対象】「AI」と「偽動画」「フェイク動画」「偽画像」「フェイク画像」「フェイクニュース」「フェイク情報」「フェイク音声」「フェイク映像」「偽ニュース」のいずれかの語を含むQlipperの収集記事。および「ディープフェイク」の語を含むQlipperの収集記事。
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オリジナル記事:ディープフェイクに注意! フェイクニュースに関する記事のPVが1カ月で約2.4倍に急増【トドオナダ調べ】
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