インターネット関連事業のデジタルガレージ(DG)は、決済事業を手がける子会社のDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)と、EC事業のシステムインテグレータ(SI)との共同出資で「DGコマース」を12月に設立する、と11月9日に発表した。決済とデータを融合したDGのグループ戦略「DGフィンテックシフト」の事業基盤を強化する新会社で、ECサイト構築とシステム運用サポートを軸に、ECビジネスをテクノロジーで支援する。
新会社の資本金は1000万円で、出資比率はDGFTが60%、SIが40%。新会社はDGがもつ決済領域の技術力、web3、ブロックチェーン、人工知能(AI)など最先端テクノジーを社会実装するノウハウと、SIがもつネットと実店舗を合わせたオムニチャネル、越境ECなどネットビジネスを支える最新のEC基盤や技術とをかけ合わせる。最短の開発期間で最多の決済手段を利用できる「次世代決済API」など先進的なサービスを提供していく。
DGFTは国内最大規模の決済事業者で、最新テクノロジーで決済とデータ活用事業を展開。1995年創業のSIは日本初のECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を提供し、ECサイト構築で豊富な実績と知見がある。両社はSI Web ShoppingとDGFTの決済プラットフォームを連携して多くのECサイトで有益な決済体験を提供してきた。新会社はECシステム構築とマーケティング、決済をつなげてEC事業者の成長を支援していく。
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オリジナル記事:デジタルガレージがECサイト構築の新会社「DGコマース」設立、テクノロジーでEC支援
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