ニールセン デジタルは、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)」のデータをもとに、18歳~24歳を中心としたZ世代のスマートフォン利用動向を分析した結果を発表した。
「ニールセン モバイル ネットビュー」は、日本全国の8,000人(iOS、Android各4,000人)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報から作成。アプリやウェブサイトの利用時間・利用頻度などの正確なデータ提供が可能。
Z世代は動画サービスで“ネット発”のサービスを好む傾向あり
デジタルサービスの利用状況(スマホからの利用)を年代別で比較すると、1位は「Google」で全年代の97%が利用。18歳~24歳では99%にまで達する。その他主要サービスもZ世代は他年代より利用率が高く、TwitterやInstagramなどのSNSのアクティブリーチは約20ポイント以上上回る。
サービスの顔ぶれを比較すると、全年代と18歳~24歳ではトップ15のうち13が共通。18歳~24歳のみにランクインしたのは11位「TikTok」53%、12位「Baidu(Simeji)」43%、全年代のみにランクインしたのは14位「T-Site」32%、15位「SnartNews」30%だった。
一方でサービスの利用時間については、上位6媒体が占める割合は全年代だと58%に対し、Z世代はさらに高い69%を占めており、主要メディアだけで消費している時間も多い。
また動画関連サービスの利用時間を見ると、主要動画7サービスが占める利用時間の割合は、全年代だと14%にとどまるが、Z世代では24%と大きく上回る。サービスごとのリーチではNHKやTVerなどのテレビ由来サービスだと差は少ないが、Amazon Prime VideoやNetflixなどネット由来サービスはZ世代ほどより多く利用していることが判明した。
調査概要
- 【調査対象】「ニールセン モバイル ネットビュー」の調査協力モニター
- 【調査時期】2023年6月
- 【サンプル数】日本全国8,000人(iOS、Android各4,000人)
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オリジナル記事:トップ15デジタルサービスでZ世代のみランクインしたのは「TikTok」と「○○」、Z世代以上で使用はSレア?【ニールセン調べ】
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