ファミリーマートは、聴覚や言語に障害のある人や高齢者の買い物を支援する「コミュニケーション支援ツール」を4月4日から約1万6500店の全国の店舗に導入する、と同日発表した。レジ接客で顧客に尋ねる内容を記載して、購入希望の商品や要望を指さして尋ねるボードとシートを用意した。買い物をサポートするボードを全国の店舗のレジカウンター内に設置するのはコンビニエンスストアでは初めての取り組み。
ボードは2022年11月から東京都や神奈川県などの一部店舗で先行展開した。文字やイラストのサイズを大きくするなどデザインを改良して全国の店舗のレジカウンター内に設置する。ポイントカードの有無、はしやスプーンの要・不要、ホットスナック商品などを尋ねることができる。レジカウンターに貼り付けるシートではレジ袋や電子レンジによるあたための要望に加えて、支払方法の選択が可能。
ボードとシートの支援ツールの導入によって、聴覚や言語に障害のある人や高齢者などより多くの顧客とのコミュニケーションがスムーズに行えるようになり、買い物をサポートすることができる。4月4日からファミリーマート公式サイトでコミュニケーション支援ツールのデータ(JPGとPDF)を公開する。自由にダウンロードして、スマートフォンで表示したり、プリンターで印刷したりして活用できる。
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オリジナル記事:ファミリーマートが買い物を支援する「コミュニケーション支援ツール」を全店舗に設置
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