動画配信クラウドサービスの米国Brightcove(ブライトコーブ)は、動画配信のQoE(Quality of Experience:体感品質)と効果を測定する新製品「QoE Analytics」と「QoE Insights」を4月18日(ボストン現地時間)発売し、21日に日本語訳を公開した。機械学習を使用してデータを実用的な分析に変換するので、メディア組織や企業などコンテンツ所有者は視聴体験の向上やエンゲージメント(つながり)向上に活用できる。
QoE Analyticsは、問題解決や視聴体験向上のための分析情報を幅広い次元で収集、合成して表示。レポート項目には、エラー発生率、平均動画開始時間、視聴離脱率、平均アップスケール時間がある。QoE Insightsは、QoE Analyticsの情報を基にデータとユーザーエンゲージメント測定法を組み込み、視聴者のQoE耐性や離脱、中断の要因を特定するために重要な分析を提供。QoEスコア、QoE許容範囲、QoE指標がレポートに集約される。
視聴者のQoEはコンテンツ視聴で顧客ロイヤルティ(愛着心)に大きく影響し、企業のコンテンツの成否にも深く関わる。動画のQoEに焦点を当てた製品によって、視聴者が動画コンテンツをどのように体験し、エンゲージメントに悪影響を及ぼす障害の有無を測定できるようになる。コンテンツの影響力や視聴者がプラットフォームから受ける印象の変化をデータに裏付けられたレポートで受け取ることができる。
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オリジナル記事:ブライトコーブが動画の効果測定ツール「QoE Analytics and Insights」を提供開始
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