ブラック企業も嫌だが“ぬるま湯”で死にたくもない? 20代の6割“ゆる過ぎる環境”には嫌気【Job総研調べ】

調査/リサーチ/統計
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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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過半数がブラック企業に勤めた経験あり。ブラックの実態は「長時間労働」68.9%が最多。

ライボが運営するJob総研は、「2023年 働く環境の実態調査」の結果を発表した。ブラック企業での勤務経験、それによる転職経験の有無、ユルすぎる環境での勤務経験、ブラックまたはホワイトを連想する職種などについて、682人の社会人男女が回答している。調査時期は2022年12月28日~2023年1月4日。

ブラック企業の経験と転職の有無

まずこれまでのキャリアで「ブラック企業と感じる企業に勤めた経験」を聞くと、「経験あり」52.8%でわずかに半数を超えた。「ブラック企業での勤務経験あり」と回答した360人に「ブラックだと感じた内容」(複数回答可)を聞くと、「長時間労働」68.9%が特に多く、「ハラスメントがある」48.3%、「根性論が飛び交っている」43.3%がそれに続く。上司の質や関係性よりも、企業体質自体を問題視する人が多いようだ。

続いてこの360人に、「ブラックな事象が原因での転職経験」を聞くと、「経験あり」47.8%、「経験なし」52.2%でほぼ半々。「転職経験あり」と回答した172人に「その転職によって環境の希望は叶ったか」を聞くと、「叶った」27.9%、「どちらかといえば叶った」41.9%で、とりあえず転職は成功したようだ。

ゆるすぎ企業の経験と転職の有無

一方で、こうしたブラック企業と真逆のホワイト企業でも、近年は不満を持つビジネスパーソンが増えているという。そこで「働く環境がゆるすぎると感じる企業に勤めた経験」を聞くと、「経験あり」は34.2%。「ゆるすぎと感じた具体的なポイント」を自由意見で聞くと、以下のような声が多く上がったという。

  • サークル感覚で遅刻や欠勤が日常的にあり、それを叱る文化もない。
  • 業務量が極端に少なくて暇な時間が多く、自身の成長スピードに不安を感じる。
  • 会議は基本的に雑談をして終わることが多く、真剣な議題がないのでダラダラと進む。
  • 目標管理などが特にされていないので、業務への評価をされない。
  • 仕事が楽すぎでスキルが身に付かず、昇格昇級基準がないため給料が上がらない。
  • 誰でもできる仕事内容なので、スキル向上ややりがいを見出せない。

ゆるすぎる企業に勤めた経験ありと回答した233人に「ゆるすぎる環境がきっかけで、転職をした経験」を聞くと、48.9%が「経験あり」と回答している。これを年代別で見ると、年齢があがるほど多い傾向があり、50代で100%、40代で66.7%、30代で37.0%、20代で65.4%だった。

なお「ブラックな労働環境を連想させる職種」「ホワイトな労働環境を連勝させる職種」を聞くと、ブラックを連想させる職種は「営業職」43.7%が最多、ホワイトを連想させる職種は「事務・アシスタント」31.7%が最多だった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20~50代男女(社会人経験1年以内~10年以上、20人~1000人以上規模の会社に所属)
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年12月28日~2023年1月4日
  • 【有効回答数】682人
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