米国マイクロソフトは、検索エンジン「Bing」とブラウザ「Edge」にチャット(対話)とコンテンツ生成機能をもつ人工知能(AI)を搭載したと2月7日(米国時間)発表し、日本語抄訳を2月8日に公開した。「Bing.com」 でプレビュー版の検索を試すことができる。「WebのAI副操縦士のような存在」で、「より優れた検索、より完全な回答、新しいチャット体験、コンテンツ生成機能を提供する」とアピールしている。
2019年に提携した米国OpenAIが開発したAIを採用する。OpenAIが22年11月に公開して評判となった「ChatGPT」より強力で、検索専用にカスタマイズした次世代OpenAI大規模言語モデルで稼働する。新しいBingは、ChatGPTと自然言語処理AIモデル「GPT-3.5」の学びと技術進化を取り入れ、OpenAIモデルの力を最大限に発揮する独自の方法も開発した。Bingの検索ランキングエンジンのコア機能にAIモデルを適用している。
検索とブラウジング、チャットをひとつにまとめ、Web上のどこからでも呼び出せる統合的体験を実現した。スポーツの試合スコア、株価、天気などのシンプルな検索にはより関連性の高い検索結果を提供し、必要に応じてより包括的な回答を表示するためのサイドバーを新たに備えた。旅の計画のような複雑な検索では、対話型チャットで探している完全な答えを得るまで繰り返し尋ねることで検索を絞り込むことができる。
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オリジナル記事:マイクロソフトがAIを搭載した新たな検索エンジン「Bing」とブラウザ「Edge」を発表
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