人材・広告事業のマイナビと、東京大学のAI(人工知能)研究者、松尾豊教授の研究室発のAIスタートアップ、ELYZA(イライザ)は、マイナビのアルバイト情報サイト「マイナビバイト」で両社が行った「大規模言語AIを活用した原稿作成に関する実証実験」に成功した、と5月31日発表した。一部の原稿作成業務が平均30%効率化した。大規模言語AIの本格導入・実装を進める。
実証実験は、マイナビバイトの求人原稿作成時間短縮を目的に2022年5月に開始。ELYZAが独自開発する大規模言語モデル「ELYZA Brain」を求人原稿の新規作成・書き換えに活用した。その結果、効率化で原稿作成時間の月間約500~700時間削減が想定され、生み出される時間で人が原稿品質の向上や均質化にかける時間がこれまで以上に増え、採用情報の充実化が可能になる。
マイナビは実証実験の結果を踏まえ、求人原稿作成のための大規模言語AIの本格的な実装を開始する。AIの活用によって短縮できた時間を使って企業の採用情報の充実化を図り、企業と求職者のより良いマッチングをサポートする。求人原稿作成速度の向上に伴い、申し込みからサイト掲載までの期間短縮につながり、求職者とのマッチング機会損失の低減も期待できるという。
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オリジナル記事:マイナビとELYZAが行った「大規模言語AIを活用した原稿作成に関する実証実験」成功
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