繁体字名は「美露可利」、越境ECの購入代行サービスサイトを使わずにメルカリで購入
フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリは、「越境取引」を通じて台湾へ進出すると8月29日に発表した。台湾在住の顧客がメルカリに会員登録し、Web版「メルカリ」を通じて日本で出品された商品を購入することができる。台湾向けのコミュニーケーション強化するため、繁体字名「美露可利」(読み方:メルカリ)を使用する。
台湾は3人に1人は訪日経験があり、日本の商品が受け入れられやすい。メルカリの越境取引で台湾は、取引金額・取引件数ともに中国に次ぐ2位(2024年1月1日から2024年6月30日)で、すでに越境取引が活発だ。物価上昇が続き、節約志向の高まりでリユース品へのニーズが台湾で増加しており、若年層を中心にリユース品を選ぶ消費者が増えている。
メルカリはグローバル展開で2019年から越境取引を開始。74社の越境EC事業者と連携して約120の国や地域で購入された。海外顧客は越境ECの購入代行サービスサイトを通じてメルカリ出品の商品を購入してきたが、Web版メルカリで直接商品購入が可能になった。繁体字中国語のUIで、価格表示を台湾ドルにデフォルト設定する機能を提供する。
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オリジナル記事:メルカリが越境取引で台湾進出、台湾から日本版「メルカリ」出品の商品購入が可能に
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