ロゴラボは、企業間における「ブランドデータの利用許諾」に関する実態調査を実施した。企業の管理部門に所属する従業員・経営層243名が回答している。
ロゴの利用許諾管理ができていない? 企業のガバナンス強化が急務
まず、自社のロゴ利用におけるガイドラインやルールが存在しているかどうかを聞くと、83.1%の企業が「存在する」と回答した。
外部企業が自社ロゴを利用する際に、事前の申請や承認が必要かどうかを聞くと、85.2%の企業が「必要」と回答。「勝手に利用してよい」は10.3%にとどまった。
一方で、自社ロゴの外部企業への許諾状況を一元管理できているかを聞くと、「できている」と答えた企業はわずか11.1%にとどまり、「そもそも管理していない」との回答が34.2%を占める結果となった。
また、他社ロゴの利用において、許諾の取得状況を一元管理できているかという質問では、「できている」は9.9%にとどまり、42.0%が「自分が取得した許諾しかわからない」と回答。情報が個人に閉じており、組織として共有できる仕組みが構築できていない実態が明らかになった。
さらに、他社ロゴを利用する際、許諾状況がわからないまま無断で使用した経験があるかを聞くと、21.8%の人が「ある」と回答。適切な許諾がない状態で他社のロゴを勝手に利用してしまっている人が多いことがうかがえた。
調査概要
- 【調査対象】企業の管理部門に所属する従業員・経営層
- 【調査方法】インターネット調査
- 【有効回答数】243名
- 【調査時期】2024年9月
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オリジナル記事:ロゴ泥棒が発生!? 約21%の人が「他社のロゴを無断で利用したことがある」【ロゴラボ調べ】
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