ガロアは、「大学生の企業研究の方法」に関する調査結果を発表した。具体的に就職活動を開始していない、4年制・短期大学・専門学校の学生1,833人が回答している。
採用動画を見るのも見ないのも“タイパ意識”の結果か
まず「企業調査や企業研究にはどのような手法を活用しましたか?」と聞くと、「就活情報サイト」58%が圧倒的に多く、「企業のHP」27%、「企業説明会」19%がそれに続いた。
続いて「会社説明の動画や企業の採用動画などの動画コンテンツは視聴しましたか?」と聞くと、「ある」49%、「ない」51%で半々に分かれる。採用動画を視聴したことがある904人にその理由を聞くと、「動画は情報量が多いため」47%、「視聴に時間や場所の制約がないため」38%、「社員や社内の雰囲気などが伝わるため」30%などが上位だった。
さらに「採用動画の良かった理由」を聞くと、「企業の理解度が深まった」「短時間で多くの情報が得られた」「効率的だと感じた」などの回答が多かった。
一方で、「採用動画の視聴はしていない」と回答した929人に理由を聞くと、「その段階までいっていない」という回答がもっとも多く集まった。動画を見るにも就活がどの段階にあるかということを重視している模様。
あわせて「採用動画を視聴したが良くなかった」と回答した25人に理由を聞くと、「視聴しないと必要な情報か否かの判断ができない」「要領を得ない」「時間が取られる」などの答えがあがっており、時間節約をしたい一方で、動画を見ること自体、時間を取られるという意識が働くようだ。
調査概要
- 【調査対象】全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校(4年制・短期大学・専門学校)の学生
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2024年8月19日~26日
- 【有効回答数】1,833人(女性1128人、男性677人、性別未回答28人)
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オリジナル記事:会社説明の動画や企業の採用動画、視聴する就活生はある派とない派で真っ二つ【ガロア調べ】
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