コンテンツの品質を高めるのに、情報そのものの質だけでなく、「情報ソース(出典)を明記する」ことが効果的だと、SEOの住太陽氏が解説している。スタンフォード大学のガイドラインやカリフォルニア州立大学の評価基準でも同様のことを示しており、グーグルの判断にも影響がありそうだ。
今回はほかにも、「ページエクスペリエンスに関する公式情報」「SERPでの動画サムネイル変更」「EC系注目のグーグル新機能」「インデックス速度を上げるには?」などなど、さまざまな切り口からあなたのSEO力アップに役立つ情報をお届けする。
- グーグル、ページ エクスペリエンスに関するガイダンスを更新
- 動画がメインコンテンツでないページは検索結果でサムネイルを表示しない
- EC系注目! グーグルの検索結果に「配送」「返品」の情報を表示できるようになる
- 404(見つかりません)ページを見せたあとにトップページにリダイレクトするのはあり?
- グーグルのAIチャット「Bard」が日本語での会話に対応
- グーグルにインデックスしてもらう速度を上げるには?
- Googlebotには410、ユーザーには200のレスポンスコードを返すのは問題ある?
- サイト内検索スパムに攻撃された。不正に生成されたURLにはどう対処すればいいのか?
- モバイル検索に続いてPC検索でもFAQリッチリザルトが急落
- Google Bardが関連トピックへの検索リンクを表示、検索結果へ誘導するためか?
- Google Bardがコーディングを支援、Colab への直接エクスポートも
- 今週のピックアップ
- グーグル検索SEO情報①
- グーグル検索SEO情報②
- グーグルのAIチャット「Bard」が日本語での会話に対応 日本語での性能はいかに? (Google Japan) 国内情報
- グーグルにインデックスしてもらう速度を上げるには? コンテンツ品質が重要 (Google SEO office-hours from April 2023) 海外情報
- Googlebotには410、ユーザーには200のレスポンスコードを返すのは問題ある? クローキング (Google SEO office-hours from April 2023) 海外情報
- サイト内検索スパムに攻撃された。不正に生成されたURLにはどう対処すればいいのか? robots.txtかnoindexのどちらかで (Reddit) 海外情報
- モバイル検索に続いてPC検索でもFAQリッチリザルトが急落 クリック数にも響いているかも (Glenn Gabe on Twitter) 海外情報
- 海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ
今週のピックアップ
出典の明記はグーグルのE-E-A-Tを高める効果あり!? スタンフォード大学も言ってるし トラフィックも増えるかも (ボーディー) 国内情報
SEOコンサルタントの住太陽氏が、「SEO 検索エンジン最適化」のサイトに掲載していたコンテンツを、住氏の経営するボーディー有限会社のサイトに記事として移行した。
移転先のサイトにも新たなコンテンツを追加している。ブログ記事の信頼性とグーグルが重視するE-E-A-T(専門性、経験、権威性、信頼性)を高めるために、出典を明記することの重要性を説明する記事だ。
ブログ記事の信頼性とE-E-A-Tを高めるためには、記事で主張する内容の根拠となる出典を明記することが必要だという。コンテンツとして扱う情報は信頼できる情報源から引用し、それを明記しておくことで、読者やグーグルに記事の価値を示すことができる。
ウィキペディアはその良い例であり、検索エンジンにも高く評価されている。ウィキペディアでは、記事の内容を検証可能にするために、信頼できる出典へのリンクを提示している。また、出典が不足している場合はそれを明示して協力を求めている。
ウィキペディアの方針は、グーグルが推奨するE-E-A-Tの向上にも寄与している。E-E-A-Tはグーグルがコンテンツの品質を評価する際に重視するコンセプトだ。スタンフォード大学やグーグルなどのガイドラインでも、出典の明記はコンテンツの信頼性を高めるための重要な要素として挙げられている。
出典の明記はSEOにも効果が出る可能性もある。あるサイトでは、出典の明記を行った記事と行わなかった記事を比較した実験を行った。その結果、出典を明記することが検索エンジンからのトラフィックや滞在時間などに有意な影響を与えたことが示された。
このように、出典の明記はブログ記事の信頼性とE-E-A-Tを高めるだけでなく、SEOにも貢献する有効な手法となるかもしれない。
もちろん、信頼できる情報源には敬意を払い、引用は法律で認められる範囲で行うのが大切だ。まさかとは思うが、「出典を示せばいいのか」と、(本当は違うのに)適当なオーソリティを出典として示すなんてことは論外だ。
- すべてのWeb担当者 必見!
グーグル検索SEO情報①
グーグル、ページ エクスペリエンスに関するガイダンスを更新 ツールの廃止も (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
ページエクスペリエンスに関するガイダンスをグーグルが更新した。
リスト形式で要点を説明する:
- ヘルプフル コンテンツの作成に関するガイドラインに、ページ エクスペリエンスについてのセクションを追加
- ページ エクスペリエンスに関するヘルプページを改訂
- Search Console のページ エクスペリエンス レポートを改編予定
- ページ エクスペリエンスに関する一般的なガイダンスへのリンクを含める
- Core Web Vitals レポートや HTTPS レポートのダッシュボードを含める
- 2023年 12月 1日以降、次のツールの提供を終了予定:
- Search Console の「モバイル ユーザビリティ」レポート
- モバイル フレンドリー テストツール
- Mobile-Friendly Test API
アナウンス記事の最後では、ページエクスペリエンスに関してよくある質問とその回答を載せている。こちらが質問だ(各質問への回答は元記事を参照してほしい):
ページ エクスペリエンス レポートがなくなれば、サイトが優れたページ エクスペリエンスを提供できているかどうかをどうすれば確認できますか?
Google 検索でランキングに使用される単一の「ページ エクスペリエンス シグナル」はありますか?
以前は Core Web Vitals、モバイル対応であること、HTTPS を利用していること、煩わしいインタースティシャルがないことがページ エクスペリエンス シグナルとしてリストアップされていました。これらのシグナルは引き続き検索ランキングで使用されていますか?
Core Web Vitals は現在も重要ですか?
「ページ エクスペリエンスの更新」にはどのような影響がありますか?
優れたページ エクスペリエンスは、モバイルの「トップニュース」カルーセルに表示されるための要件ですか?
ページ エクスペリエンスはサイト全体で評価されるのでしょうか、それともページ限定で評価されるのでしょうか?
ページ エクスペリエンスはヘルプフル コンテンツ システムの必須要素ですか?
ランキングを上げるうえでページ エクスペリエンスはどの程度重要ですか?
なお、変更の影響があるのはドキュメントとツールであり、ランキングシステムに変更があったわけではない。
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動画がメインコンテンツでないページは検索結果でサムネイルを表示しない ユーザーにわかりやすくするため (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
グーグルは、検索結果での動画サムネイルの表示方法を変更した。ページに動画があることをわかりやすくするための変更だ:
ページのメインコンテンツが動画である場合 ―― 検索結果のリスト(スニペット)の先頭に動画のサムネイルを表示する(いままでどおり)。
動画がページのメインコンテンツではない場合 ―― 表示が変わる。これまではリストの後ろに動画のサムネイルを表示していたが、これが廃止される。つまり、サムネイルは表示されなくなる。
動画のサムネイルがなくなることで、検索結果でのクリックが減るのではないかと不安に感じるかもしれない。しかしグーグルのテストによると、パブリッシャーの全体的なエンゲージメントに対してこの変更はほとんど影響を与えなかったとのことだ。
ただし、Search Console の動画関連のレポートには影響する場合がある。たとえば、検索パフォーマンスの検索結果での見え方で「動画」の表示回数が減少(激減)するサイトが出ている。
動画コンテンツを提供しているサイトは検索パフォーマンスレポートを確認しよう。
- 動画を設置しているすべてのWeb担当者 必見!
EC系注目! グーグルの検索結果に「配送」「返品」の情報を表示できるようになる 日本未導入だけど警告が届く (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
グーグルの検索結果に、配送と返品に関する情報を商品リッチリザルトとして表示できるようになった(ただし残念ながら、現時点では米国でのみ)。
こちらが、リッチリザルトに表示される配送と返品の情報だ:
近い将来、米国以外の国でも導入する予定とのことだ。今のうちから準備しておくのもいいだろう。
この配送と返品に関する情報を検索結果ページに表示する方法は2つある:
- サイト側の各商品ページHTMLに、商品構造化データで、送料と返品のプロパティをマークアップする
- グーグルのマーチャントセンターに登録し、配送と返品に関する情報をフィードで送信する
なお、すでに述べたように米国だけでの導入だ。しかし、日本のサイトであるにもかかわらずSearch Consoleのレポートやメールで「送料の構造化データがない」と警告される場合があるようだ。
対応できるなら対応するといいが、さしあたり警告は無視しておいて問題ない。クロールとインデックス、ランキングに悪影響が出ることはない。
- ECサイトのすべてのWeb担当者 必見!
404(見つかりません)ページを見せたあとにトップページにリダイレクトするのはあり? 悪いユーザー体験 (John Mueller on Twitter) 海外情報
訪問者がアクセスしたページが404エラーだった場合に、数秒後にトップページにリダイレクトするというのはどうだろう?
こうしたアイデアに対して、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントした。
なぜ、ユーザーが目的の場所にたどり着くのを助ける有用な404ページを作成しないのか? ただ無条件にトップページにリダイレクトするのは、ユーザー体験としては混乱させるもののように思える。
Why not just make a useful 404 page that helps the user to get to where they wanted to go? Blindly redirecting to the homepage seems like a confusing user-experience.
— John Mueller (official) — #StaplerLife · #DownWith (@JohnMu) April 19, 2023
良いアイデアにも思えなくもないし、たまにみかける手法だ。しかし、何の前フリもなくトップページに強制転送されたら、たしかに困惑しそうだ。
存在しないURLにアクセスした場合の404エラーページには、トップページはもちろんのこと、サイト内の主要なカテゴリページへのリンクやサイト内検索を設置し、ユーザーが次のアクションを起こせる手段を提供すべきだ。
たとえばWeb担の404ページはこんな構成になっている:
世界のユニークな404ページを37サイトから集めた記事をこのコラムで紹介したことがある。エラーで気分を害されたユーザーを和ませる意味で、遊び心をもたせるのもいいだろう。
- UXを気にする人向け
- ウェブデザイナーに伝えましょう
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グーグル検索SEO情報②
グーグルのAIチャット「Bard」が日本語での会話に対応 日本語での性能はいかに? (Google Japan) 国内情報
グーグルのAIチャットBardが、日本語に対応し日本からも利用できるようになった。公開当初は、米国と英国のユーザーによる英語での使用だけをサポートしていた。
ChatGPTやBingチャットに加えて、Bardも日本語で使えるようになったわけだ。試してみて、それぞれのAIチャットが得意な点、不得意な点を体験するといい。
英語版のときから使っていた筆者としては、率直に言うと、Bardを普段使いのAIチャットにしようとは思わない。ChatGPTやBingチャットと比べると、返ってくる内容が薄っぺらいように感じるからだ。間違いも多い。
それでも、ChatGPTとBingチャットにはないBardの長所をしいて挙げるとしたら……PythonのコードをGoogle Colaboratoryに直接エクスポートできる機能だろうか。
とはいえ、あくまでも筆者個人の感想だ。とにもかくにもご自身で試してほしい。
なおBardは、個人用グーグルアカウントでしか利用できなかったが、Google Workspaceアカウントでも利用できるようになった(ただし、管理者がBard利用を有効にする必要あり)。
- AIチャットボットに興味がある人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグルにインデックスしてもらう速度を上げるには? コンテンツ品質が重要 (Google SEO office-hours from April 2023) 海外情報
2023年4月の英語版オフィスアワーで次のような質問が取り上げられた。インデックスに関する質問とその回答だ:
質問: サイトのインデックスがものすごく遅いです。Search Consoleにはインデックス待ちのアイテムがたくさんあります。どうしたらインデックス速度を上げられますか?
回答: グーグルがあなたのウェブサイトをどのくらいインデックスするかは、Googlebotがアクセスできるサイトの範囲とページのコンテンツ品質に依存する。コンテンツの質が高いほど、Googleがインデックスする可能性が高くなる。
詳しくは、developers.google.com/search でドキュメントを参照してほしい。
近年の傾向として、インデックスの速度や可否にはコンテンツ品質が大きく影響するようになっている。インデックスデータを保存する領域やインデックスに費やすコンピュータリソースは、グーグルといえ無限ではない。インデックスするに値するコンテンツをグーグルが優先するのは理にかなっている。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
Googlebotには410、ユーザーには200のレスポンスコードを返すのは問題ある? クローキング (Google SEO office-hours from April 2023) 海外情報
2023年4月の英語版オフィスアワーのQ&Aをもう1つ紹介する。次のような質問が取り上げられた:
質問: サイトの主要なコンテンツではないが、大量にクロールされているURL群があります。こういう場合、
- Googlebotに対しては、HTTPステータスコード410を返す(コンテンツが存在しないことを示して再クロールされにくくする)
- ユーザーに対しては、HTTPステータスコード200を返す(通常のコンテンツ表示)
のようにするのは、グーグルの観点から問題ないでしょうか。クローキングとみなされることはあるでしょうか?
グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏は次のように回答した:
回答: 一般的に、HTTPステータスコードのクローキングは非常に悪い考えであり、強く反対する。
ステータスコードの出し分け条件が複数ある場合、最終的に何かがおかしくなり、場合によっては検索結果からサイトが消えてしまうことさえある。
検索から特定のものを削除する必要がある場合は、特定のページにnoindexのrobotsメタタグを追加するだけでいい。奇妙な配信条件を設定するよりもずっと簡単で安全だ。
質問者はグーグルを騙すつもりではないのだろうが、ユーザーと検索エンジンに同じURLで異なるコンテンツを配信するのは基本的にスパムポリシーに違反するクローキングだ。
質問者は「クロールバジェット」のようなものを気にしていて、重要なコンテンツへのクロールを促進するために他のページへのクロールを減らしたいのかもしれない。しかし、よほど大規模なサイトでなければそうした工夫は不要なはずだ。
クロールによるサーバーの負荷が問題になっているのならば、HTTPステータスコードを出し分けるよりも、robots.txtやnoindexなどで対応するほうが良いやり方だ。
物事は複雑に考えすぎるのではなく、目的を明確にしてシンプルな対応をするほうがうまくいくことが多い。
- ホントにSEOを極めたい人だけ
サイト内検索スパムに攻撃された。不正に生成されたURLにはどう対処すればいいのか? robots.txtかnoindexのどちらかで (Reddit) 海外情報
次のような相談がレディットのSEO掲示板にあった:
サイト内検索の結果のURLをインデックスさせるスパムに遭っています。コンテンツが存在しないURLが1,000以上も生成されました。
robots.txtでサイト内検索結果のURLはブロックしていますが、Search Consoleのレポートで「robots.txt によりブロックされましたが、インデックスに登録しました」の警告が出ています。
どうしたらいいのでしょうか?
グーグルのジョン・ミューラー氏が助言した。
見てみたところ、問題ないと思う。robots.txtやnoindexを使えば、このようなケースに対処できるし、うまく機能している。robots.txtでサイト内検索結果へのクローリングを禁止できているなら大丈夫だ。
Search Consoleにでているようにインデックスされたとしても、実際のところは検索に表示されることはほぼないので問題ない。Search Consoleのレポートにrobots.txtでブロックされたページがあっても大丈夫だ。
もし不安なら簡単に確認できる。Search Consoleの検索アナリティクスレポートで「search」を含むページを探すことだ。そこに表示される数字がサイト全体と比較して非常に少ない場合、気にする必要はない。
あなたのサイトでは心配する必要はないと思う。でも気にする人がいるかもしれないので一般的にどうかを説明しておこう。
残念ながら、多くのCMS・ホスティングプラットフォーム・ECプラットフォームなどは、デフォルトでは検索結果ページをrobots.txtでブロックしたりnoindexにしたりしていない(これについては、おそらく10年以上も前から私たちは指導しているのだが)。
特に、サイト内検索結果ページに情報がない場合(ヒットするコンテンツがない場合)は、インデックスさせる意味がない。
他の検索結果ページについても、すべてをブロックするか、手動で選択した一部のページだけをインデックス可能にするのが良い方法だ(たとえば、製品タイプのクエリだと判断できる場合には、検索結果をカテゴリページのようにするなど)。
インデックス可能な検索結果ページを制限できない場合、サイト内検索ページすべてをnoindexにするかrobots.txtでクロール禁止にすることを強く勧める。
サイト内検索結果ページを狙ったスパムにやられたサイトは、今でもしばしばみられる。これを防ぐのに多くの作業は必要ないが、やられた後でクリーンアップするのは大変だ。
要するに、どの検索結果ページがインデックス可能であるべきか選べない場合、すべてをインデックスできない状態にすべきだ。robots.txtのdisallowまたはrobots metaタグのnoindexを使用してほしい。
ポイントをまとめると次のようになる:
robots.txtやnoindexのどちらでも検索結果ページをインデックスさせないようにできる
robots.txtでクロールを防いだページはインデックスされる可能性があるが、ほとんどの場合は検索結果には表示されないので問題ない(URLを指定して検索するなどすれば別だが、情報を求めている検索ユーザーはそんなことをしない)
Search Consoleのレポートで、サイト内検索のURLに必ず含まれるパスやパラメータの文字列(たとえば「search」)を含むページの数をチェックすることで、サイト内検索結果ページがどれぐらいインデックス化されているかの状況を確認できる
サイト内検索結果ページはデフォルトでrobots.txtブロックやnoindexにするべきだが、多くのプラットフォームではそうなっていない
サイト内検索結果ページが何も返さない場合や、インデックス化すべきものを選択できない場合は、すべての検索結果ページをインデックス化しないようにするべき
サイト内検索結果のURLを不正にインデックスさせるスパムに関して、JADEの村山氏が考える対処策を以前に紹介した。見返すといい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
モバイル検索に続いてPC検索でもFAQリッチリザルトが急落 クリック数にも響いているかも (Glenn Gabe on Twitter) 海外情報
よくある質問のリッチリザルトの表示がモバイル検索で激減していることを前回報告した。モバイル検索だけではなく、PC検索でも同様の減少が発生した模様だ。
モバイル検索のときと同様にグレン・ゲイブ氏が気付いて警告を発した:
Quick update on the drop in FAQ snippets on mobile & the drop in video snippets in the SERPs.
— Glenn Gabe (@glenngabe) April 29, 2023
FAQ snippets remain down on mobile based on the change on 4/5. And video snippets have plummeted for sites where the videos are not the main content (starting on 4/13). No change there: pic.twitter.com/M0406FPGWG
筆者のSearch Consoleに登録しているサイトでPC検索に限定して確認すると、よくある質問の表示回数がたしかに急落していた。5月5日あたりからだ。
グーグルからは特に情報は出ていない。よくある質問のリッチリザルトを実装しているサイトは確認してほしい。該当するページのクリック数の減少にも影響しているかもしれない。
- よくある質問のリッチリザルトを実装しているすべてのWeb担当者 必見!
海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ
グーグルのAIチャット、Bardに関する記事をピックアップ。
- Google Bardが関連トピックへの検索リンクを表示、検索結果へ誘導するためか?
Bardは参照先をめったに提示しない
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- Google Bardがコーディングを支援、Colab への直接エクスポートも
開発者には役立つ機能か?
- 技術がわかる人に伝えましょう
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