博報堂DYホールディングスは、生活者と社会に資する人間中心のアプローチでAI(人工知能)の先端研究や技術開発を行う「Human-Centered AI Institute(ヒューマン・センタードAIインスティチュート)」を4月1日に設立する、と2月19日に発表した。AIによる効率化の研究開発だけでなく、人のクリエイティビティを刺激して創造性を引き出すこれからのAIを探求し、「生活者と社会を支える基盤」の構築を目指す。
組織の代表には、大手コンサルティング会社等でAI領域を束ねてきた森正弥氏を迎える。森氏は博報堂DYホールディングスの執行役員で「Chief AI Officer」にも4月1日に就任する。グループ内の各組織で行っているAI開発や事業と協働し、高品質で信頼性の高い先端AI技術の研究開発・導入と活用、ビジネス変革を支援する。グループ全体のAIケイパビリティの向上とAI実装力の最大化に向けて外部パートナーとのアライアンスを強化する。
生成AIなどAI技術の発展で、生活やビジネスのあらゆる領域でAIの社会実装が加速度的に進んでいるが、偽情報の出力や著作権の侵害などさまざまなリスクが想定されている。多様なステークホルダーと共に課題に対応しながら、いかにAIの力を活用していくかについてのガバナンスの整備が求められている。Human-Centered AI Instituteは、人間中心のアプローチによるAI研究所として、これからのAIのあるべき姿を探求していく。
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オリジナル記事:博報堂DYグループが「Human-Centered AI Institute」設立、人間中心のAI技術を研究
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