博報堂DYホールディングスは、XR(現実世界と仮想世界の融合)技術を使った体験・サービス開発事業のMESONとともに、生活者発想でメタバースと空間コンピューティングの研究調査・情報発信を行う組織「Helix Lab(ヘリックス・ラボ)」を立ち上げた、と11月11日発表した。第1弾の活動としてリポート「Metaverse as Possible Futures」を公表した。
XRは、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)の総称。メタバースはインターネット上の仮想空間。空間コンピューティングは実空間の人やモノ・環境をカメラやセンサーで認識し、デジタルによって拡張する技術。Helix Labは、メタバース・空間コンピューティング領域の社会実装を促すため両社の強みを組み合わせて研究・調査する。
Metaverse as Possible Futuresは、1人1人の生活者がメタバースでどのような影響を受け、変化を経験するか、を主眼に構成。さまざまな定義や考えによるメタバースが描き出す新たな生活体験の可能性を予測した。メタバース観光が喚起する実世界旅行▽「会う」技術の進化▽メタバース時代の集団組織のあり方--など15の生活者シナリオを記している。
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オリジナル記事:博報堂DYホールディングスがメタバースの研究調査・情報発信組織「Helix Lab」をMESONと発足
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