DX人材育成サービス「MENTER」を提供するWHITEは、大学生を対象としたITリテラシー・PCスキルの実態調査の結果を発表した。大学生519人が回答している。
自分専用のノートPCを持っている人は8割
まず「PCの保有状況」を聞くと、「自分専用のノートPCを持っている」83.0%がほとんど、「自分専用のデスクトップPCを持っている」12.7%がそれに続いた。「いずれも持っていない」は5.8%だった。使用PCのOSシェアは「Windows」80.1%が多数派で、「Mac」は24.0%だった(複数台所有者が存在)。
「タッチタイピング(ブラインドタッチ)」「マウス」「Office系ソフト(Word、Excel、PowerPointなど)」の習熟度を聞くと、「タッチタイピングができる」17.7%、「まあまあできる」36.2%で、過半数がタッチタイピングができるとした。
マウスについては「よく使っている」31.0%、「たまに使っている」32.2%だった。一方「ほとんど使ったことがない」29.9%、「使ったことがない」6.9%と、マウスを使っていない人が3割以上存在していた。
Word、Excel、PowerPointといったOffice系ソフトのスキルについて聞くと、「できる」13.1%、「まあまあできる」48.7%と約6割が“できる”と回答している。
そして「ショートカットキー」(同時押しで特定機能が動作するキー割り当て)を提示し、知っているものを選んでもらったところ、「Ctrl+C(選択した項目をコピー)」を知っていたのは62.6%、「Ctrl+V(選択した項目を貼り付け)」を知っていたのは59.2%だった。これは逆に残る4割が、コピペのキーを知らなかったことになる。
そのほか「Ctrl+Z」「Ctrl+A」「Ctrl+S」といった普段使いされそうなショートカットキーだと、7割が知らないとの回答。例示を全部知らないという人は約2割だった。この結果を見ると、8割がノートPCを保有しているのに、マウスを使わない人が3割以上、ショートカットキーを知らない人も2割程度存在することとなり、PCをどう操作しているのか疑問が残る。「タッチパネルやトラックボールはマウスとまったくの別物」と考えている大学生も多そうだ。
調査概要
- 【調査対象】全国の大学生
- 【調査方法】インターネットリサーチ(調査機関:Fastask)
- 【調査時期】2023年10月27日~11月1日
- 【有効回答数】519件
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オリジナル記事:大学生のPC保有者、3割以上が「マウスは使っていない」の回答!【MENTER調べ】
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