MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、「大手4キャリアの関連サービス利用実態調査」の結果を発表した。18歳~69歳の大手4キャリアユーザー2,000人(ドコモ500人、au500人、ソフトバンク500人、楽天モバイル500人)が回答している
通信以外のサービスを約7割が利用、回線セットやECアプリなど
まず「“通信以外のサービス”(携帯電話契約以外のキャリア関連サービス)を利用しているか」を聞くと、73.9%がなんらかのサービスを利用していた。
キャリア別で見ると、「楽天モバイル」86.2%がもっとも多く、他3キャリアは平均を下回る。サービス数でも「楽天モバイル」平均4.2個が最多で、「ソフトバンク」平均2.3個、「ドコモ」「au」ともに平均2.0個だった。楽天モバイルは通信以外のサービスも浸透している。
「具体的に利用している通信以外のサービス」を利用者1,478人に聞くと、「ポイント」71.1%が断トツで、以下「QR・バーコード決済」43.7%、「クレジットカード」34.8%が続き、トップ3はいずれもマネー・決済関連サービスだった。5位には定番のサービス組み合わせである「インターネット回線」22.3%が入っている。
また「通信以外のサービスを利用する理由」を聞くと、「まとめるとポイントが貯めやすいから」29.6%、「ポイント獲得を意識しなくても、ポイントが貯まるから」26.3%、「ポイントを余らせることなく使用できるから」21.2%と、ポイント関連の理由が上位を占めた。特典・ポイント還元率をあげた人も多い。映像コンテンツやサポートといったキャリア独自サービスをあげる人は少なかった。
改めて全2,000人に「通話以外のサービスの利用個数を増やしたいと思うか」を聞くと、「増やしたいと思う+やや増やしたいと思う」を合わせた割合は、「楽天モバイル」32.8%、「ドコモ」22.0%、「ソフトバンク」20.0%、「au」18.8%だった。ここでも楽天モバイルの強さがうかがえる。
調査概要
- 【調査対象】18歳~69歳の大手4キャリアユーザー
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年1月27日~1月30日
- 【有効回答数】2,000人(ドコモ500人、au500人、ソフトバンク500人、楽天モバイル500人)
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オリジナル記事:大手4キャリアの“通信以外のサービス”、浸透しているのは「ポイント」で楽天が強みを発揮【MMD研調べ】
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