学校生活・受験・SNS・就職・結婚・出産……子どもの将来への「不安」が最も大きいのは?【ソニー生命調べ】

調査/リサーチ/統計
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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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ほぼすべての項目に7割前後の親が不安感を抱えていた。

ソニー生命保険は、「子どもの教育資金に関する調査」の結果を発表した。教育や教育資金に関する意識、コロナ禍による家計や教育への影響、子育て・教育に関する支出の実態、大学等の学費や奨学金に関する意識などへの不安を中心に、大学生以下の子どもがいる1,000人が回答している。

親は学校生活やSNSより「受験・進学」に不安を抱えている

まず「子どもの学力や学歴は、教育費によって決まるか」と聞くと、「非常にあてはまる」16.7%、「ややあてはまる」50.0%で、7割近くが関係性を実感。「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」は「あてはまる+ややあてはまる」が62.5%、「早期の知育や英才教育は子どもの将来のために重要だ」は71.2%だった。しかし「スポーツや芸術の習いごとよりも学習塾に教育費をかけたい」は39.2%にとどまる。また親の8割半が「多少費用がかさんでも大学等へ進学させたい」と考えていた。

また「子どもの教育費の負担を重いと感じるか」を聞くと、「非常にあてはまる」25.0%、「ややあてはまる」41.9%で、計66.9%が負担に重さを感じていた。過去の調査結果と比較すると、子どもの教育費負担を重いと感じる親の割合は、2022年61.1%から2023年66.9%と5.8ポイント上昇している。

ここから全回答者に「子どもの将来に関する項目」を提示し「どの程度不安を感じるか」を聞いた。まず「学校生活」に対しては全体の63.9%が「不安を感じる」としており、就学段階別では、未就学児の親(77.0%)がもっとも高かった。なお全体の割合は、コロナ禍を背景とした2021年74.0%をピークに、2022年70.8%、2023年63.9%と、親の不安感は減少傾向にある。

次に「子どものインターネット・SNS利用」に対しては、「不安を感じる」は70.6%。就学段階別では、未就学児の親(78.6%)と小学生の親(80.6%)が特に高かった。

高校生以下の子どもまたは予備校生・浪人生の親756人に「受験・進学」について聞くと、「不安を感じる」は79.8%で、未就学児74.6%、小学生79.8%、中高生84.1%と、就学段階が上がるにつれ高くなる。

さらに「就職活動」に対しては76.2%、「結婚・出産」に対しては64.8%が不安を感じているなど、かなり先の将来に対しても7割前後の親が何らかの不安を抱えていることが明らかとなった。ここにあげられた項目に限ると、「受験・進学」がやはり悩みの種のようだ。

“理想の大人”のイメージに合う有名人、芦田愛菜が初の1位

ここから「自分の子どもに目指してほしい“理想の大人”のイメージに合う有名人」を聞くと、実在のタレントでは、1位「芦田愛菜さん」、2位「大谷翔平さん」、3位「イチローさん」だった。「芦田愛菜さん」は昨年1位だった「大谷翔平さん」を抑えて初の1位だという。

アニメキャラでは、1位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、2位「孫悟空(ドラゴンボール)」、3位「フグ田マスオ(サザエさん)」「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」が上位。歴史上の人物では、1位「徳川家康」、2位「織田信長」、3位「坂本龍馬」が上位だった。しっかりしていて誠実な印象がある人物、目標に向かって頑張る人物が人気のようだ。

調査概要

  • 【調査対象】大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(調査協力会社:ネットエイジア)
  • 【調査時期】2023年1月26日~27日
  • 【有効回答数】1,000。親の性別×子の性別×子の通う学校(未就学、小学校、中学校・高校、大学・短期大学・専門学校・予備校)で16分割、ほぼ均等割付。
     
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