モバイル社会研究所は、2022年11月に実施した「親と子に関する最新の調査」から「小中学生のスマホ所有率」について発表した。
小学生高学年でスマホ所有率37%(前年比+4)過去最高を更新
スマホの所有率※は、小1~小3の低学年では、3割以下で推移しているが、2021年以降、キッズケータイよりもスマートフォンの利用がわずかに増えている。小4~小6年の高学年では、5割~6割が利用しており、低学年同様、2021年以降、スマートフォンの利用が増え、2022年は昨年から4ポイント増加し37%を記録。
中1~中3の所有率は、8割程度でスマートフォンの所有率は、2022年は昨年から3ポイント減少し、76%だった。
スマホ・キッズケータイの利用率は、小学生の間では上昇傾向。中学生では80%中盤から後半を維持している。 上図の所有率に対して、小学生での利用率が高いのは、親の端末の利用、家族での共有などが考えらえる。
学年別の所有率は以下である。小学6年生になるとキッズケータイの所有率が減少。一方で、スマートフォンの所有率が半数を超えはじめ、中学2年生になると8割を超える。
男女別のスマートフォン所有率は以下である。小学校低学年では同程度であったが、小学生高学年、中学生では約10ポイント女子の方が高いことがわかる。
最後に、所有しているスマートフォンのOSをみると、小学生はAndroid、中学生はiPhoneの方が多いことがわかる。また、同世代で比べた時、男子より女子の方がiPhoneの所有率が高い傾向が見られた。
調査概要
- 【調査対象】関東1都6県・小学生及び中学生とその親
- 【調査方法】訪問留置調査
- 【調査時期】2022年11月
- 【有効回答数】500人
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オリジナル記事:小学6年生の5割、中学2年生の8割がスマホを所持【モバイル社会研究所調べ】
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