小田急エージェンシー、資源循環型社会の実現への取り組み、第1弾で名刺に採用
小田急電鉄の100%子会社でマーケティング事業の小田急エージェンシーは、小田急線の交通広告で掲出後に廃棄される紙のポスター類の一部をアップサイクルする取り組み「Pape”R”Project(ペーパープロジェクト)」を実施している、と10月2日発表した。資源循環型社会の実現に向けて小田急グループが推進する活動の一環となる。
アップサイクルは、本来捨てられる物に付加価値を持たせて別の新製品に生まれ変わらせること。小田急エージェンシーは、小田急線の交通広告ポスターが掲出後に年間100t以上廃棄されている現状に注目。省資源・廃棄物削減は多くの紙資源を使う企業の責任と考え、広告代理店としてのアイデアなどを生かしてアップサイクルを行う。
このプロジェクトは2月に開始。再生紙をすく製紙法に、コストや製造数量の面で運用が難しい中小企業も購入しやすい枠組みを確立した。プロジェクトの第1弾で小田急電鉄が、掲出後のポスターから作る用紙の名刺を同月に採用。その後小田急エージェンシーを含むグループ各社で利用が広がっている。今後、参画企業の拡大を図る。
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オリジナル記事:小田急線の交通広告で掲出後に廃棄される紙のポスター類の一部をアップサイクル
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