システムインテグレーションの日立社会情報サービスと、システムエンジニアリングの日立ソリューションズ東日本は、地域別の感染症(インフルエンザ)流行予測の「感染症予報サービス」と、SNS上の大量情報からトレンドとニーズを分析する「SNSソーシャルリスニングサービス」の連携を始める、と11月14日発表した。感染症予報サービスの利用企業がSNSのトレンドやニーズを得て新商品開発やサービスを提供できる。
日立社会情報サービスの「感染症予報サービス」は、地域別の4週間先までのインフルエンザ罹患者数を流行予測AI(人工知能)を活用して提供。日立ソリューションズ東日本の「SNSソーシャルリスニングサービス」は、SNS等のソーシャルなデータから任意のキーワードで情報を取得、分析する。これらを組み合わせて、インフルエンザ流行期の消費者のニーズ・トレンド情報を取得。感染症関連商品の企画や提案、提供を実現する。
文具・オフィス用品のプラスの社内カンパニー、ジョインテックスが運営する学校・保育現場向け通販「スマートスクール」が21年度に両サービス連携を試行して、適切な商品の提案につなげた実績があり、今後もノウハウを蓄積して新たなサービスを検討する。ニーズが非常に高い感染症関連情報とSNS上のトレンドと組み合わせ、現在どこでどのような感染症がどの程度流行しているのかをリアルタイムで可視化する事業を計画している。
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オリジナル記事:日立社会情報サービスがインフルエンザ流行予測AIとSNSリスニングの連携サービス開始
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