地震や台風等の災害時、どうやって情報を取得する? この5年間で重視されるメディアに変化。
NTTドコモモバイル社会研究所は、災害時の情報取得方法についての調査結果を発表した。全国の15~79歳男女7,050名が回答している。
災害時の情報収集方法、「テレビ」が34%「SNS」が18%
地震や台風等の災害時に、どのような手段で情報を取得するかを調べると、上図のようになった。「テレビ」が34%と最も高く、ついで「SNS」が18%、「インターネットでの情報検索」が16%、「緊急速報メール」が14%と続いた。
年代別でみると、「SNS」は10~30代で重視されており、特に20代では4割を超えていた。一方、「テレビ」を最も重視する人は40代以上で最も多く、60~70代では4割を超えていた。「緊急速報メール」はどの年代でも1割程度で、「情報検索」は40代をピークに高い傾向が見られた。
防災無線はもう使われない? 若年層はSNS、シニアはテレビへ
この5年間で情報取得方法にどのような変化が見られたかを年代別にみると、上図のようになった。10~30代では「SNS」が31ポイント増え、その分「防災無線」が大きく減っている。40~50代でも似たような変化が見られた。一方で60~70代では、「テレビ」が17ポイント増加しており、その分「防災無線」「広報車」が減っていた。
調査概要
- 【調査方法】Web
- 【調査対象】全国の15~79歳男女
- 【有効回答数】7,050名
- 【調査時期】2022年1月
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オリジナル記事:災害時の情報収集、防災無線の利用は減少。若年層はSNS/シニア層はテレビ中心に【モバ研調べ】
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