壺中天は、ビジネスパーソンの読書習慣に関する実態調査を実施した。社会人の読書の頻度や課題感について聞いている。
読書してますか? 社会人の約6割が「月に1冊以上本を読む」
まず、月にどれくらい本を読むかを聞くと、「1冊以上読む」という人は合計で57.5%となった。また、「3冊以上読む」人は24.2%となり、およそ4人に1人が日常的に本を読んでいることがわかった。
役職別にみると、月に1冊以上読書をする人の割合は「メンバー」が52.6%、「管理職」が79.0%、「経営者」が66.6%で管理職が最多に。月に3冊以上読む人の割合は、メンバーと管理職とで20ポイント以上の差がついていた。
また、いつ本を読むことが多いかを聞くと、「就寝前」が46.7%で最も多く、ついで「休日」「通勤など移動時間」「仕事の休憩時間」が続いた。
読書における課題1位は「時間の確保」2位は「内容の定着」
月に1冊以上本を読む人に対し、読書における課題を聞くと、39.5%の人が「読書のための時間の確保が難しい」と回答。「読んだ内容が記憶に残らない」「活用できていない」といった声も多かった。
また、読んだ内容の「定着」と「活用」に対する課題感では、部門間で大きな差があるようだった。特に情報システム、企画・広報・マーケティング、人事・労務部門では課題を感じている人が多く、そうでない部門と比較すると20~40ポイントの差が見られた。
記憶の定着のための取り組みとしては、「何度も繰り返し読む」が25.7%で最も多く、ついで「印をつけながら読む」「メモを取りながら読む」と続いた。
役職別でみると、経営者は管理職やメンバーと比べ、「読んだ内容を誰かに話す」「読んだ内容をSNSやWEBなどで発信する」が高い傾向だった。
調査概要
- 【出典】壺中天「大人の読書習慣実態調査」
- 【調査方法】WEB調査
- 【調査期間】2023年10月12日〜2023年10月19日
- 【調査対象】職業を有している20代以上の男女
- 【有効回答】528人
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オリジナル記事:社会人の約6割が「月に1冊以上」本を読む! 管理職と平社員で読書習慣に差も【壺中天調べ】
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