Studyplusトレンド研究所は、「おこづかい」に関する調査結果を発表した。中高生を中心とした4,406人が回答している。この調査では、世代別での基準を探るため、「Z世代」と「X・Y世代」との比較、「中学生」「高校生」さらに上の世代である「ミレニアル世代」「ロスジェネ世代」との比較など、細分化した世代別で、お金の使い方の比較を行っている。
若い世代内でも意外とあった行動の差
この調査では、二択形式で8つの「おこづかいの使い道」に関する質問を行った。
- 同じ飲み物、同じ量。ペットボトルと紙パックならどっちを買う?
- 新商品VSおなじみ商品の新フレーバー、どっちを買う?
- 友達とおそろいの色違い派?かぶりたくない個性派?
- すぐ手に入る定価の新品?中古がないか探してみる?
- 推しコラボ!嬉しいのはアパレル?お菓子?
- ネットで一目惚れ商品!通販サイトの写真だけでも買う?実物を見てから買う?
- メイド・イン…!なるべく国産?気にしない?
- あこがれるのは…!みんなでワイワイ卒業旅行?ちょっとドキドキの一人旅?
以下いくつかの結果を採り上げて紹介する。
同じ飲み物、同じ量。ペットボトルと紙パックならどっちを買う?
Z世代のほうがペットボトル派の割合が多い。一方Z世代でも中学生は低く、全世代で高校生・大学生の高さが目立つ結果となった。
友達とおそろいの色違い派?かぶりたくない個性派?
Z世代では「友達とおそろいの色違い派」52.3%が優勢だが、X・Y世代では「かぶりたくない個性派」81.0%が圧倒的に多く、大きな差が付いた。世代が上がるにつれカブリは避けたくなるようだ。
すぐ手に入る定価の新品?中古がないか探してみる?
自由に使えるお金が少ないはずのZ世代だが「新品派」が60.6%と多く、X・Y世代の50.1%をやや上回った。全体的にも自由に使えるお金と反比例し、年齢があがるほど「中古でもOK」という気持ちになるようだ。
ネットで一目惚れ商品!通販サイトの写真だけでも買う?実物を見てから買う?
Z世代ではネットとリアルが半々だが、X・Y世代ではネットショッピングがやや優勢な結果となっている。
中高生の消費行動は“友人”の存在が大きく影響?
Studyplusトレンド研究所は、本調査では3つの特徴的な結果が得られたとしている。1つめとして「中高生の“友人”を軸にした消費行動」、2つめとして「Z世代では新品が多数派」、そして3つめとして「国産派or気にしない派で、若い年齢ほど産地へのこだわりは薄い」の3点を指摘している。
調査概要
- 【調査対象】全国の「Studyplus」ユーザー(全年齢対象)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年9月21日~9月25日
- 【有効回答数】4,406人
※属性
Z世代(1997年4月2日~2011年4月1日生まれ):4,017人
X・Y世代(1997年4月1日以前生まれ):389人
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オリジナル記事:買い物で究極の2択、中高生はどちらを選んだ?「友達とお揃い/かぶりたくない」「新品/中古」「ネットで即買い/実物見てから」など【Studyplus調べ】
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