ライボは「2024年 転職条件の実態調査」を実施した。転職時に優先することや求める企業風土について、603人の社会人男女に聞いている。
転職で優先することは「給料」よりも「働き方」が優勢
まず、転職先を決める際、働き方と給料どちらを優先するかを聞くと、「働き方」が65.8%を占めた。年代別では20代の「働き方優先派」が71.1%で最も多く、ついで40代、30代と続いた。
また、キャリアが企業風土に左右されると思うかを聞くと、「左右されると思う」が83.6%にのぼった。理由としては、「会社の厳しさ/ゆるさは自分で変えられない」が52.0%で最も多く、「成長へのサポート体制が会社によって異なる」「職務やプロジェクトへの参加機会が会社毎異なる」などが続いた。
ついで、「職場のゆるさ」の定義を聞くと、「出退勤時間・働き方が自由」が55.4%、「服装や髪型などの自由度がある」が45.1%、「ワークライフバランスが保たれている」が44.6%で上位となった。
一方で「職場の厳しさ」の定義としては、「失敗への厳しい対応や批判がある」が50.7%、「業務への高い要求とプレッシャーがある」が50.6%、「強い成果主義」が48.8%となった。
転職先に求めることは「ゆるさ」が9割弱で圧倒的
キャリアアップのために転職は必要だと思うかという質問では、「必要だと思う」が81.7%で多数派に。転職する際に求める企業風土としては、「ゆるさを求める」が86.7%と圧倒的だった。
年代別で見ると、「ゆるさを求める」は40代が89.6%で最多に。ついで20代、30代と続いた。転職回数別に見ると、「5回以上」の人の「ゆるさを求める派」が93.0%にのぼった。
転職先にゆるさを求める理由としては、「プレッシャーやストレスが軽減される」が65.1%、「ワークライフバランスが確保できる」が61.9%で上位に。一方で、厳しさを求める理由としては「報酬とキャリアアップの可能性がある」が46.4%で最多だった。
調査概要
- 【調査対象】現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
- 【調査条件】全国 / 男女 / 20~50代
- 【調査期間】2024年2月7日~2月13日
- 【有効回答数】603人
- 【調査方法】インターネット調査
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オリジナル記事:転職で重視するのは「働き方」vs「給料」? 転職先に求めることは「ゆるさ」が9割弱【ライボ調べ】
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