地図関連プラットフォーム事業のマップボックス・ジャパンは、雨・風などのリアルタイムの気象データを配信する新サービス「Mapbox Weather Service(MWS)」のβ版を開発した、と4月22日発表した。気象データを地図上で視覚的に再現するため、気象データ解析の知識がなくても利用可能。天気予報、防災、マーケティングなど幅広い用途に活用できる。
気象庁や気象会社が生成する気象データを地図上に表現するには、解析とデータ変換が必要だが、MWSはデジタル地図上への気象情報の表示が即座に可能。企業は自社のサービスやプラットフォーム上で、リアルタイムの気象情報がデジタル地図に表示できる。MWSで表示可能な気象データは、雨雲、雷、風向き、波・海流・海面、地表温度、気圧などとなる。
マーケティングでは、降水量と客数・売り上げ予測を結び付けたり、気温の変化に合わせて特定商品の仕入れ量を調整したりするなど、複雑な解析不要で気象データが生かせる。屋外レジャーサービスでは、その日の雨雲、風向き、波の高さをアニメーションで見せられる。要望に応じたカスタマイズも可能。今後、ブラッシュアップとアップデートを進める。
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オリジナル記事:雨・風などリアルタイムの気象データ配信「Mapbox Weather Service(MWS)」のβ版を開発
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