アフィリエイトに対する法規制の整備、新規広告主やASPの参入により市場は拡大基調。
矢野経済研究所は、国内のアフィリエイト市場に関する調査を実施した。市場概況やアフィリエイトサービス事業者(ASP)の動向を明らかにしている。
国内アフィリエイト市場規模、2023年度は4,116億円の見込み
調査によると、2022年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比9.4%増の3,836億3,000万円と推計された。2023年度には前年度比7.3%増の4,116億1,000万円まで拡大する見込みだ。コロナ禍で不調だった分野の回復に加え、円安などの為替変動の影響により、FX関連や投資関連の金融分野が成長した。
同社では、今後新規ジャンルの広告主や新興アフィリエイトサービス事業者(ASP)、SNS中心の若いアフィリエイターの参入が増加し、市場規模は着実に拡大すると予測している。2027年度には5,862億2,000万円に達する見込みだ。
なお、不正広告や違反行為の急増を受け、アフィリエイトでは法規制の整備が行われており、健全化に向けた取り組みが進んでいる。
調査概要
- 【調査期間】2023年12月~2024年2月
- 【調査対象】アフィリエイトサービス事業者(ASP:アフィリエイトサービスプロバイダ)、業界団体等
- 【調査方法】当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)ならびにアンケート調査、文献調査併用
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オリジナル記事:2023年度の国内アフィリエイト市場規模は約4,116億円の見込み。今後も着実に成長か【矢野経研調べ】
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